9月を読み終えて

もう9月も終わりなんですか。
9月ってめぐる季節の彩りの中一番淋しい月、
なんですよ。
(竹内まりや「September」より。)


昨日はGOMES THE HITMANのワンマンライブを
原宿まで見に行ってきたのですが、
ボーカルの山田氏に遊びに来なよー、と、
お茶しようよー、みたいな感じで軽く誘われたので
お茶しに行く感じで軽いステップで赴いたのですが、
彼らはまさにお茶を振舞うような感じで名曲を次々と演奏し、
私はそれらをおいしく味わったのでした。
彼がMCで話した、「自分の曲が大手企業のCMソングに選ばれて
嬉しさのあまり親に電話した」という話に私は素直に共感し、
作曲者は自分の作った曲が評価されるのが本当に嬉しいのだ。
ということを私も思い、そのCM曲にしみじみと感動し、
帰ってそのことを彼にメールしようかと思ったけど
長くなりそうなのでやめたのでした。
ところで彼の歌詞に「赤と青、緑そしてあらゆる中間色の魔法」
というのがあるのですが、
昨日私は仕事を終えて手をろくに洗わずにそのまま会場に
向かったので手に絵の具が付いたままだったのですが、
ライブが終わってふと手を見たら彼が歌っていた色が
そのまま私の手に付いていたので、不思議な感じがしたのでした。
滅多に原宿を歩かない私ですが、夜は若者が少ないので
いい感じだなと思いながら歩いて帰りました。
なぜか「希望総連〜」と口遊みながら。


ところで近く、私はそのゴメスの山田氏とある企画で
一緒にレコーディングをする予定です。
詳細はまたお知らせします。


最近、阿部和重の対談集を読んでいるのですが、
彼の「シンセミア」という著書を読んでないと
わからない話が多いのでそれを読もうと思いつつも、
そのうち文庫で出るかもしれないのでそれを待とうか、
とも思ってるのですが、ハードカバーを買った直後に
すぐ文庫が出ちゃうと何か損した感じになりませんか。
この文庫に入るタイミングのわからなさって
なんなのでしょうか。
映画→DVDみたいな短い明確なサイクルがあればいいのですが。