私、レコーディングモードで。

レコーディングが続いてると楽器とか機材、ケーブル類も
そのままの状態キープでいちいち片さないし、
適当にそこらに置いたままになってしまうので
おのずと身の回りは雑然としてきてしまうのですが、
よくよく考えたら学生の頃も試験期間とかに突入すると
いちいち机の上を片さず教科書オン教科書、
ノートオンノート、さらにその上にコーヒーカップ(笑)、
みたいに地層っぽく積み上げつつまた掘り起こしつつ
勉強していたもので、その作業中の手元の雑然っぷりは
変わってないなあとか思うのですが、
なんかいつでも物が手に取れる状態で作業してると
やりやすいし、落ち着くんですよね。
なんかサンプラーの上に使った後のピアニカ乗っけて
そこにチューナーとか置いて、とかやってたら雪崩が起きて、
がたがた崩れてきてしまったりして、
実はいちいち片しながらやった方がむしろ良いのでは?
とか一瞬思うんですけど、どうせまた出すし。
とか言ってなんだかんだそのまま、またまたやりっぱなー
ていう感じです。


ところでレイ・ハラカミ氏の新譜を聴いたのですが、
えーここでハット入ってここでキック入って、
これにコンプかけてー、とかまるで自分がやってるかのような
レコーディングモードでつい聴いてしまうのですが、
(全く持っておこがましいのですが)
相変わらず気持ち良いサウンドですね。
でも緻密かつすごーく地味な作業の積み重ねによって
こういうの出来てるんですよね。
作る本人は大変なのです。
しかし細野さんの「終わりの季節」ってホントしみじみ名曲ですね。
(まあ僕は個人的には全部インストで押してほしいんですけど。)
あと半野喜弘氏のアルバムも聴いたのですが、
原田郁子嬢が参加してるジャジーな曲が良かったです。
原田郁子がジャズのスタンダード歌うやつとか、
ベタだけど聴いてみたくなりましたね。
すんごい艶っぽいやつとか。
ちなみにこっちにも細野さん登場してます。
あと、ゆらゆら帝国も相変わらずかっこ良いですね。
ゆら帝の坂本氏とカリカっていうお笑いコンビの片割れって
なんとなく容姿が似てると思うんですけどみなさんどう思いますか?
つーかカリカが今現在どのくらいの知名度を持っているのか
私にはわからないのですが。