例えばそれは透明少女

秋が深くなってきてますね。
これから重ね着がだんだんと増えそうです。
私は寒がりなので重ね過ぎるほど重ねてしまうので
注意したいところです。


ところで昨日はfwjのリハで、
ギターピアニカ組でさらに新曲を詰めたのですが、
なかなか順調に形が見えてきましたよ。
ここのところ同じ曲をずっと演奏してきてきて、
そろそろ新しいものも演奏したいなとか思っていたので
こうして一気に新しい曲が増えると楽しいものです。
覚えなきゃいけないみんなは大変ですが(笑)、
なんとか馴染ませようと頑張っておりました。
コマオはというとリハの間ごろんと寝そべったまま、
なぜかずっと私のことを見つめていました。
こんなに見つめられると猫でも照れるものだな。
とか思いながら演奏していたのですが、
猫というのは本当にまっすぐに人の顔を見るのだな、
とか視線が合った瞬間、改めて思ったりしました。
彼女の目は宝石のように綺麗で、
そこに私とギターが小さく映っているのを
ぼんやり見ながら昨日は演奏をしておりました。


で、リハも終わってその帰りでのことなんですが、
駅で前を歩いていた女性の方が何かのはずみでバッグを落とし、
中の荷物が散乱してしまったのを目撃したので、
何となく素通りするのも何だし、
私も一緒に中の荷物を拾ってバックに入れてあげたのですね。
何か大変そうだったので。
しかしいざ全部拾い上げたらその女性はさもそれが当然みたいに
私に何の言葉もなくそのまま去ってしまったのですね。
すいません、とかありがとう、もなく。
そして特に一瞥するでもなく。
あれ?そのまま行っちゃうんだ?とか思ったのですが、
まあ別にお礼を言われたいがために拾ったわけでもないし、
それでも特に構わなかったのですが、
私のことを見もしない。というのは、
ひょっとしたら彼女には私の姿が見えていなかったのかな。
とか思ってしまったのですが、
私はその時、透明か何かだったのでしょうか。
だから見られなかったのでしょうか。
猫には見られたのに人から見られないこともあるのだな。
とか思いながら家路に着いたのですが、
出来れば透明でないほうを希望よ。
とか思ってしまった私です。


ところでiTMSでの無料ダウンロード、今日から始まってます。
アップルの方がfwjを選んでくださったのは
透明じゃなかったからでしょうか(笑)。