うどんの湯気にぼやけて荒ぶ2月風(教訓)

本日、招き猫の絵付けなどしつつ店番をしているうちに
何だかちょっと小腹が減ったので、
インスタントのカップうどんでも食してみようかと
やおら開けてお湯を注いだのですが、
まるでそのタイミングを見計らったように
その直後にお客さんが来店されてしまい、
あららと思ったもののしょうがないので
うどんをそのままに放置して接客をしていたら、
その後それを皮切りにまた別のお客さんやら
ドアの立て付けの悪いのを直しに来た業者さんやら
郵便屋さんやらが次々とやって来て、
店内が一気に千客万来状態になったのですが、
まあそれはそれとして喜ばしいことなのですが、
なぜにうどんにお湯を注いだ直後にこうも集中するのか、
せめて注ぐ前に来てくれれば良かったのに、
まるで私がうどんを食べるのを誰かが阻止してるみたいじゃないか、
「全日本五十嵐にうどんを食べさせないの会」の会員による
差し金なのだろうかと色々思ったのですが、
(そんな会は存在しませんが)
こういうタイミングの悪さって日常ないですかみなさん。
こういう時は喋りつつも頭の片隅には「うどん」がちらついてしまって、
嗚呼、これだけうどんのことを考えているのは
全国で私かマンモス西くらいじゃないかと思いつつ接客していたのですが
(このネタがわかんない方は「あしたのジョー」を参照くださいね)、
ようやくみなさんが帰っていざうどんを食べようとした頃には
すっかり伸び切って美味しさを失った
「元うどん」
になってしまっていました。
「ちょっと前まではおいしかったんだけど、すいませんねー。」
とうどんも謝っているようだったので
「や。きみのせいじゃないよ。」と
ひと声かけてうどんの成れの果てを食しました。
人生のしょっぱさってこんな感じよね。
とか思いながら。
しょっぱいスープを飲んで。


ところで「全日本五十嵐にうどんを食べさせないの会」
が本当に存在したとして、
みなさんにはくれぐれも会員にならないよう注意を促したい所存です。
教訓としては
「インスタントうどんはお湯を注いで5分が賞味期限。」
てことで。
みなさんもお気を付け下さい。