初夏への予測変換

最近の携帯の予測変換機能というやつがどうにも扱いにくく、
別に予測しなくても良いのにと遠慮願いたい場面が多々あるのですが、
あれって果たして必要な機能なんでしょうかね。
何気なく「き」と打ち込んだだけで私の携帯くんは
「さては『今日』ですね、ダンナ!」と「今日」を用意するのですが、
そういう時に限って「昨日」と打ち込みたい時で、
「違うよ、今日は『今日』じゃなくて『昨日』なの。
昨日は確かに『今日』だったけど今日は『昨日』なの。
おれがあいつであいつがおれでなの。んもう私の気持ちわかってよ!」と
彼氏に文句言う女子みたいな様相を呈してしまうのですが、
ややこしいですよねああいうの。
先回りして言葉を用意しておくサービス過剰っぷりが何だか
「草履を懐に入れて暖めておきました」的な手下っぽい感じもして、
お前は木下藤吉郎かと問いたくもなるのですが、
本当に木下藤吉郎だったらそれはそれで面白いわけで、
鳴らぬなら鳴らしてみせよう的な意欲も感じるのですが、
言葉に関しては自分で見つけるから良いっすよとお願いしたいのですよね。
しかしあれ、変換したいワードが探せど探せど出て来ない場合もあって、
やむを得ず違う言い回しに変える手法を取ったりもするのですが、
私にこの言葉を使わせてくれよう、と懇願したくなりますよねそういう時は。
何だか面倒なことです。
ちなみに私が頻繁に使うワードは「お疲れ様です」と「お願いします」ですね。
人によっては「お世話になります」とかになるんでしょうか。
これが「木下藤吉郎」とかだったら面白いですけどね。
そんな単語を誰にメールしてるのかって話ですが。
やはり信長ですかね。


しかし5月だというのにこの肌寒さは何なのでしょうかね。
思わずストーブくんに再登板させちゃっていますが。
5月にストーブつけるなんて「ノラや」の内田百間かって話ですよ。
「5月」と打ち込めば「初夏」と予測変換するくらいの
ご陽気さが欲しいです、私は。