猫三昧、檸檬を抱えて

猫の日丸の内オアゾライブ、無事終了しました。
ご来場いただいた方々、どうもありがとうございました!
セットリスト、こんな感じです。
1回目
1、彼女のティップトゥ
2、朝顔日記4日目〜雲を視る
3、タンスマウンテン
4、サイクル曜日
5、微睡ワルツ
2回目
1、タンスマウンテン
2、朝顔日記4日目〜雲を視る
3、泳ぐわ、ハンモック
4、サイクル曜日
5、湖のふもとで猫と暮らしている
6、西日と君


丸の内オアゾって初めて行きましたが、
ほぼ丸善とレストランで構成されてるようなビルで。
いやー丸善本店があんなに充実しているとは知りませんでしたね。
本好きなら一日居ても飽きないんじゃないでしょうか。
実際一日中居るおじさんいましたからね。
今回我々の控え室は丸善の奥の応接間みたいな部屋だったんですが、
そこの入口前の椅子で居眠りしてるおじさんがいて、
それを見たのが午前11時くらいだったんですが、
夕方4時頃に通りかかったらまだ同じ場所にいましたからね、そのおじさん。
うとうとしながら本読みながらそこで一日過しているという。
図書館じゃないんだからという感じですけどね。
それだけ居心地良いということなのでしょうか。
恐るべし丸善、という感じです。


今回私が演奏したのはオアゾ1階の大広場みたいなところだったんですが、
人が来るのかしらと心配してたらわらわらと集まっていただいて。
恐らく私のことなど全く知らないおじさんおばさんやお子さんなどが見ていて、
どう思いながら聞いてるのかしらと思いながら演奏しましたけどね。
それなりに楽しんでいただけたんでしょうか。
今回はPCからオケ出してギター弾いたりピアニカ吹いたりして
ひとりfwjセットで演奏したんですが、自分的にはなかなか気持ち良く出来ましたね。
バックに「寝ん猫」の映像をずっと流して貰って。
PAは石本さんがしてくれたんですが、ミキサーにリバーブがないとのことで、
急遽リバーブとディレイを持って来て貰って。
おかげで良い感じにギターの音など飛ばしていただきました。
ギターやってピアニカやってグロッケンやって忙しかったですけどね。
まさに与謝野大臣状態で。
矢野顕子さんのカバーの「湖のふもとで猫と暮らしている」は何気に初演でしたけどね。
猫にちなんで演奏してみました。
この曲のピアニカ、すんごい難しいので途中ちょいとしくじりましたが、
まあ猫に引っ掻かれたと思っていただいて(笑)。
2回目の演奏の時には板東さんが別な仕事先から到着されて、
ライブ後急遽サイン会みたいな様相を呈したんですが、
板東さんと私と連名でサインさせていただいて何だか光栄でしたね。
こうやって署名して本人に手売りするというのが一番手応えあって嬉しいですね。


共演の山田広野としでかすおともだちもダンスと映像のパフォーマンスで面白かったですね。
山田広野氏は活弁師で映画監督だそうで。
なかなか普通のライブハウスではあり得ない組み合わせだなと思いましたけどね。
丸善内では猫作家さんたちの作品が一堂に集まってるし、
板東さんを中心にというか猫を中心に色々な人が集まって、
まさに猫の日のイベントという感じでした。
終わった後は板東さんたちと石本さんと食事しながら
主に猫の話をして(笑)帰りました。
こんな猫三昧の日があっても良いんじゃないでしょうか。
だって猫の日だもの。


ちなみに丸善の人に「丸善檸檬を置いて行く人っていますか?」と聞いたら、
「京都店にはいたようですが、ここでは滅多にいないですね」とのことでした。
京都店はもう閉店してますからね。
行き場を失った檸檬を抱えたままの若者はぜひ丸の内に行くと良いと思います。
丸善の店員さんが驚くと思います。
うちにも檸檬が!という感じで。