リサイクル或いはリクリエーション

寒いです。
思わず「寒い!寒い!寒い!」と3回唱えてしまうほどの寒さです。
もう「トラ!トラ!トラ!」くらいな勢いです。
もしくは「打つべし!打つべし!打つべし!」みたいな。
三寒四温とは言いますが寒のサイズが大幅に間違っているような気がします。
発注ミスじゃないかと伝票を確かめるよう冬に申し立てたいところです。
間違ってLLサイズの寒を寄越しちゃったんじゃありません?と。
SでいいんですよSで。もうマーチなんだから。
しかしまあ到着しちゃったものは仕方ありません。
「雛祭りにこの寒さは似合わない」という意味の溜息をふっと吐いたら
白い煙のように空気に放たれ消えました。
身をすくめながら四温の到着を待ちわびる日々です。


ところで打つべしと言えば「あしたのジョー」ですが、
「週刊現代」で復刻連載されるそうですね。
復刻連載は「ジョー&飛雄馬」で一度やったネタじゃんかと思うわけですが。
講談社ったら過去の遺産に頼り過ぎじゃないのと言いたくもなるというものです。
確かにあしたのジョーはファンも多いし、そのマーケットも巨大ですけどね。
最近コンビニ行くとあしたのジョーの新しいグッズが続々と出ていて、
もうきりがないので全部フォローする気なくなっちゃってますけどね。
不景気なので確実に売れるものの力に頼るしかないのでしょうかね。
まあそれで新たな読者を獲得しているのなら喜ばしいことですけどね。
音楽界でも過去のビッグアーティストのリマスターとかボックスセットとか紙ジャケとか、
手を変え品を変え同じ内容のものが消費者の前に出されて来ますが、
あんまりにも安易に連打されると辟易しちゃいますよね。
似たようなベスト盤ばっかり出しやがってとかたまに思ったりしますよ。
まあでも中にはリマスターで音が格段に良くなってたり、
紙ジャケで丁寧な復刻が成されてたりするのもあるのでそういうのは嬉しいですけどね。
本当に愛情ある仕事にしか手を出さないようになってる人は多いと思います。
一方で全部買っちゃうマニアもいるので手に負えないですけどね。


しかし誕生から30数年経て未だに支持されている「あしたのジョー」の凄さですよね。
梶原一騎でもないちばてつやでもない、時代が作り出した奇跡ゆえに輝きが褪せないのでしょう。
まあ私があしたのジョーを語り出すと長くなるのでここらで止めておきますけどね(笑)。