東へ西へ右往左往

そんなわけで伊勢から戻りました。
ただいまです。
結局滞在中、伊勢神宮には2度ほどお参りしました。
夕方観光客がほとんどいない時間帯に入ると神秘度増して良い雰囲気でした。
人間でもない動物でもない生き物が森の中にいてもおかしくないような感じで。
彼ら(?)が木の陰からこちらを見ているような気がして振り返ってしまったほどです。
人工的に管理されてるとはいえ千三百年の歴史がそこにあるわけですからね。
巨大な樹木が風に揺れる音とか五十鈴川のせせらぎとか自分が砂利を踏む音とか
静寂に寄り添うような音をレコーダーにて録音したりもしました。
どこに使うとかあてもないですが。
本当は早朝に行くと良いのですけどね。
空気も澄んでるし。
そんなこんなで伊勢には仕事で行って来たわけなんですが、
妙にリフレッシュして来てしまいました。
ビバ神宮です。
旅は良いものですね。


帰りは名古屋周辺のブックオフに数軒立ち寄ったりしたのですが、
まあ地方の小さなブックオフに掘り出し物などあるはずもなく。
まあブックオフはあくまできっかけで、
その周辺を散歩して街に住む人々の暮らしなどに想いを馳せるのが楽しいのですよね。
観光地でも何でもない駅に降りてそぞろ歩くというのは楽しいものです。
街の小さな本屋さんみたいな風情の古めかしい本屋さん(でも新刊を売ってる)が
数百メートル範囲内に3、4軒もあったりする駅があったりして面白かったですね。
どんだけ読書好きが集まってるのかという感じで。
まあどの店も品揃えたいしたことなかったですけどね(笑)。
ガチで小汚い蕎麦屋とか、狙いじゃなくて本当に時を経てのレトロな喫茶店とか、
そんなのを観察したりしつつ。
そんな寄り道をして帰りました。
帰りは勿論新幹線ビールです。
新幹線でビールを飲みたいがために旅に出ているのではないかとさえ思えてくるこの頃です。
この頃というか、まあ長年思ってますけどね。
そんなこんなでまたレコーディング作業もしていこうと思っております。

しかしブックオフのサイトに載ってる各店舗のアクセスの説明で
「地下鉄4番出口を出て東に5分」とかいうのはやめて欲しいものですね。
初めての土地ではどっちが東でどっちが西かわかりませんものね。
己の中にコンパス機能付いてないし。
突然「西に向かえ!」と言われて西がわかる人っているのでしょうか。
太陽の位置で方角を把握出来る者だけがブックオフに辿り着けるというわけでしょうか。
与えて来ますね、試練。
人生は試練だらけです。