ビハインド・ザ・マスク

しかし寒いです。
いい加減にして欲しいものです。
馬鹿のひとつ覚えの如く。
五十嵐を寒がらせる会の会員の視線をそこかしこに感じています。
最近は風邪予防でマスクをして外出するようにしているのですが、
風邪予防以外にもマスクをしていると顔があったかいという効力に気付き(今更ですが)、
毎日マスクが欠かせないようになっています。
マスクの暖房器具としてのポテンシャルの高さに驚いているこの頃です。
己の吐き出す二酸化炭素が己の顔面を温める瞬間を何度も味わっているわけです。
マスクの上からさらにマフラーで口元をカバーすればさらに暖かいという。
マスク&マフラー部隊を稼働してこの冬を乗り切ろうなどと目論んでいる次第です。


マスクをしてると口元が隠れ、顔の上半分しか見えないわけですが、
それでもその人がどういう顔をしているか大体わかるものですね。
人の顔の印象はやはり目で決まるということなんでしょうか。
歯科医の女性は常にマスクをしている状態なので
仕事中はアイラインを強調したメイクをするという話を聞いたことありますが、
歯科医の人に美人が多いような印象を受けるのは目を強調しているからなんでしょうか。
まあ出ているところがそこだけだとそこに一点集中しますよね。
目だけに30分かけまっせくらいの勢いで。
でもこの人美人だなあと思いながら治療を受けつつも
実はマスクを取ったら口裂け女だったりする可能性もなきにしもあらずであり、
油断がなりませんけどね。
何で口裂け女が歯科医やってるんだって話ですが。
この時期は電車内などでよくマスクをしている人を見かけますが、
電車内でマスクをしている人が全員口裂け女だったら面白いですけどね。
「あれ、おたくも口裂け?」
「あら、おたくも?出身は名古屋?」
などと口裂け女同士で意気投合したりして。
「これから飲みに行きません?」なんて途中下車したりして。
これから春になれば花粉防止でマスクをする人が増えるんでしょうが、
春は春でまた口裂け女がしれっと混じっている可能性も否定出来ません。
花粉がひどくて、みたいな顔をしながら。
そう思うとマスクをしている女性の口元をつい凝視したくなりますね。
きみは裂けているのかい?それともノン裂けかい?と心の内で問いながら。


私も口裂け男の仲間に間違われないように
細心の注意を払いながらマスクライフを送りたいものです。
目に力を入れて。
己の二酸化炭素で暖を取りながら。