たゆたう手と手のワークショップday2

でもって2日目の朝を山田家で迎えまして。
山田家の飼い猫のポチは引っ越して環境が変わったせいなのか
私のことをすっかり忘れてしまったようであり、
「誰ですか?」みたいな顔で私のことをよそよそしく見ているので
軽く傷ついたりした次第なのですが、
イトケンさんが来宅した時は顔を見るどころか逃げてしまったそうなので、
逃げずに近くに留まっているだけ良いのかーと思いつつご機嫌を伺っていたんですけどね。
山田氏は自分の家の猫なのに朝からばしばし写真を撮っておりました。
文字通りの猫可愛がりです。
「五十嵐くんに庭を散歩するポチの姿を見せたいのだ」と
ポチを庭に出したものの数秒で戻って来てましたけどね。
やはり庭を駆け回るのは犬であって猫ではないのだなと真理を垣間見た次第です。
そんな真理を朝から垣間見つつ巣巣に移動し、絵付け教室2日目のスタートとなったんですが、
山田氏も絵付けに参加してそのポチの招き猫を早速作り始めて。
自分が今朝撮った写真を見ながら描いてましたけどね。
なかなかの仕上がり具合で流石でしたね。
「髭は難しいから五十嵐くん描いて」とのことなので私が描き。
図らずもコラボと相成りました。
巣巣オーナーの岩崎さんも可愛い招き猫を絵付けしておりました。
他参加者のみなさんも上手に描いておりましたよ。
(と、ここでもさらに褒めるという・笑)
描いた人の個性が出るからどの作品も面白いのですよね。
この日も2階ではウクレレ教室が行われたんですが、
何と題材がビーチボーイズの「素敵じゃないか」で、
教室でそんな難しい曲やらせるんだーと驚いたんですが、
結構みなさんそれなりに弾けていたようですね。
2階からウクレレ合奏の「素敵じゃないか」が聞こえてくる空間て
それこそ素敵じゃないかと思った次第です。
ウクレレユニットをやっていたうちのあぐちゃんも教室を見学していたようで、
その後山田氏のステージで「素敵じゃないか」を演奏した時にあぐちゃんも演奏に加わっておりました。
山田氏とあぐちゃんの並びは何か新鮮でしたね。
fwjのライブはというと、前日と全く曲が被らない違うセットでお送りしました。
22日
1、鈍行ブックモービル
2、夏でもなく秋でもなく
3、一人二役のスキップ
4、猫とくらす
5、ネズミチェイス
6、疾風スカート
7、西日と君
8、草原ヘッドフォン(fwj+山田稔明)
9、ユートピア(fwj+山田稔明)


今回は折角だからセッションしようということで
fwjの「草原ヘッドフォン」の朗読を私と山田氏でパートをわけてやろうとなったんですが、
リハでは私の書いたオリジナルのテキストを読んでいたんですが、
当日になって山田氏が急に「五十嵐くんの書いた言葉を俺なりの解釈で変えてみた」とのことで、
彼の新しい言葉を織り交ぜながらの朗読となり。
とても有意義なセッションが出来ました。
言葉のカバーとでも言うのでしょうか。
自分が書いた言葉をこう変えて来るのかと新鮮でした。
また山田氏の「ユートピア」という曲はコード4つの繰り返しで
fwjバンドの演奏にも合っていてとても気持ち良かったですね。
これもう永遠に続けても良いくらいだなという感じで。
この2曲が演奏出来ただけでも今回の共演は意義があったなという感じです。
お客さんも喜んでくれたんじゃないでしょうか。


音楽とお菓子と手作りの物に満ちた温かな空間に身を置いて
楽しい2日間を過ごせました。
このような場を提供してくれた巣巣さんに感謝です。
また誘ってくれた山田氏もそうですが、
何よりも会場に足を運んで参加してくれた方々に感謝です。
どうもありがとうございました。
次回2月5日にはすぐまた山田氏のワンマンがあり、
私もメンバーとして参加するのでそちらもよろしくお願いしますということで。