天神アンサンブル

そんなわけでまだ博多にいます。
折角博多に来たのだからと博多出身の先輩におすすめの店を聞き、
自らもネットで調べるなどし、屋台でラーメンを食したり
大衆酒場で湯豆腐をつまみに1杯飲んだりなどして博多を満喫しています。
昼間はずっとデパート内にいるので夜しか自由な時間がないというのが残念ですが。
まあ結局飲むだけだから夜だけで良いんですけどね。


私が福岡にいるとツイートしたところ、
たまたまイトケンさんもトクマルシューゴツアーで福岡に来るとのことで、
「来ちゃいなよ」とお誘いを受けたので今日はそのトクマルバンドのライブを鑑賞して来ました。
天神のイムズホールという会場だったんですけどね。
地方でライブを見られるという特別感に柄にもなくうきうきしながら赴いたんですけどね。
もうスキップするんじゃないのこの人という勢いで。
トクマルバンドは見るの2回目だったんですが、
ベースも入ってさらに演奏の切れが素晴らしく。
躍動する変拍子の上を飛び交うトイ楽器、小物、鍵盤ハーモニカのキラキラしたアンサンブルに
トクマル氏の優しげな歌声、ポップなメロディーがステージ上で花開いており。
バンドの柔らかな雰囲気も相まってとてもいいライブでした。
斯様な独特かつ複雑な構成の楽曲を作り出すトクマル氏の才能もさながら、
それをライブで再現できる各メンバーの演奏力の高さにも改めて感心した次第です。
全員様々な楽器を曲間で持ち替えてリズム出したりメロディー奏でたりする光景は見応えありました。
特にイトケンさんはこの間の相対性理論での活躍っぷりも見てるので
「改めてこの人すげえな!」と思ってしまいました。
今更何をという話ですが。
なぜかドラムの人が歌う脱力のカバーコーナーでは
サンダーバードのテーマ」と「世界にひとつだけの花」を演奏しておりました。
ワンマンだしこういうのもチャーミングで良いんじゃないのと思った次第です。
本編終了後、外国人の女子3人がスタンディングオベーションでアンコールを誘導し、
「アンコールオネガイシマース!」と大興奮していましたが、
このバンド演奏は海外でも受けるんだろうなーと改めて思いました。
(改めて思ってばかりですが)
あとトクマル氏はギター巧いですよね。
(これも改めて思いました)
そんなわけで素晴らしき演奏を体感しすっかり刺激を受けました。
帰り天神のどこかで飲んで帰ろうかしらとか思ってたんですが、
すぐにホテルに戻って山田バンドの練習することにしました(笑)。
もう来週本番ですからね。
リハに参加出来ない上に初めてやる曲が5曲もあるというし。
今回旅に鍵盤ハーモニカを持参して来て良かったなと思いつつ、
部屋に帰った次第です。
そんなわけでまだ博多にしばらくいます。