4月の動静(4/1~4/5)

4月1日
御徒町の匠の箱で招き猫と五月人形の絵付け教室。休憩中に秋葉原方面へ行くと歩行者天国になっていて、あの無差別通り魔事件から何年経ったのだろうと思い調べたらちょうど10年前でした。この平穏な秋葉原の光景がエイプリルフールでなければ良いなと思いながらホコ天を歩きました。匠の箱での教室は定期的に行う予定で、次回の開催は4月29日です。ぜひご興味ある方はお気軽にご参加を。
教室が終わって鎌倉に帰り、今度はmolnに立ち寄って次回のイベントの搬入作業を手伝いました。moln8周年を記念してイラストレーターの木下綾乃さんにうちの愛猫ミル坊を描いてもらい、それをトートバッグやコーヒー缶、ブックカバーなどの商品にして販売するのです。(とても可愛い出来映えなのでぜひ手に取っていただきたいです。)今回デザインを担当してくれたミルブックスの14周年フェアも同時に行うということでせっせと準備し、時間も遅くなってしまったので帰りに近所のラーメン屋で食事して帰りました。あやが五目あんかけ焼きそばなるボリューミーなものを頼んでいたので、「全部食べたら太るから私が少し手伝おう」と申し出るも「あげぬ。これは私のものだ!」と断固として譲らないので隙を見付けては具を奪い、五目から三目にしてやりました。摂取したカロリーはエイプリルフールにはならないのです。
4月2日
草とten shoesのレコーディング作業。練習がてら仮歌を録音することになり、一日かけて録音しました。あやはボーカリストとしてはほぼ素人なのでピッチやリズム、発声など気を付けることが多く大変です。喉が潰れてもいけないので夕方には終了しました。夜は行きつけの焼き鳥屋でご飯を食べたのですが、この店に行くと必ず会う常連のおじさんがいて、この日も当然のように座っていました。毎週月曜日に来るのかと思っていたら、他の曜日に行ってもいるので、どうやら毎日来ているようなのです。このおじさん、実は焼き鳥の妖精で我々にしか見えていないのかもしれません。
4月3日
moln8周年のグッズとしてミル坊の張子も作ることになり、一日かけて絵付けをしました。molnはスウェーデン語で雲という意味なので、雲(運)をつかむミル坊という縁起物に仕立てました。雲を両手でつかむミル坊の姿がとても可愛いので、こちらもぜひ手に取っていただきたく。
夜は気晴らしに近所を散歩しながら友部正人さんの歌を聞きました。草とten shoesで友部さんの曲をカバーしているので、改めて本家を聞き返したくなったのです。友部さんの歌う言葉に導かれながらあちこち路地を歩いていたら完全に道に迷ってしまい、どうしようと思っていたら住宅街の中に突然良い感じの公園があるのを発見しました。童話に出て来そうな不思議な雰囲気の公園です。また来ようと思いながら結局アイフォーンのマップを頼りに帰りました。近所で迷子になることもあるのです。
4月4日
moln8周年のフェア初日ということで私もミル坊の張子に名入れするために在店しました。常連のお客さんがお祝いの品や言葉と共にたくさん来てくれて、買い物もしてくれて嬉しい限りです。あやも喜んでおりました。
夜は再び草とten shoesのレコーディング作業で、近所に住む鍵盤奏者のアユミさんが来宅、「桃色爆弾」という曲のピアノのアレンジと録音を行いました。アユミさんは仕事帰りで疲れているところ、集中して3時間ほど演奏してヘトヘトになってしまったので、日をまたぐ前に作業を終了しました。あやは我々が作業している間、風呂に入って酒を飲んでおりました(笑)。途中でピアノの演奏が終わっている「桃色爆弾」を聞きながら一日を終えました。
4月5日
山田氏から「ミル坊改名しない?宝笑と書いてポエムって名前に」という謎のラインが。毎回あやがSNSでポエムぽいことを書くと山田氏から「あやちゃんまたポエムか!」とツッコミのラインが来るので、我々の間では彼をポエム警察と呼んでいるのですが、ついに改名まで提案されてしまいました。字面だけ見ると縁起は良さそうです。一応ポチとポチ実の「ポ」は受け継がれているそうです。
この日も朝からmolnに在店しておりましたが、たくさんのお客さんに来ていただきました。お客さんのひとりに、沖縄旅行に行った際に野良猫を保護して、そのまま東京へ連れて帰り現在一緒に暮らしているという方がいました。すくすく育つように名前を「すく」と名付けたそうで、とても良い名前だなと思いました。ミル坊に似ているとのことで写真も見せてもらいましたが、可愛い子でした。「すく」と名付ける人もいれば「宝笑(ポエム)」と名付ける人もいるのです。名前も色々です。
そして夜は再びアユミさんが来宅し、昨日のレコーディング作業の続きを行いました。残りちょっとだったので比較的早めに終わりました。パーツを集めて1曲に仕立てていく作業は大変ですが楽しいものです。しかしまだまだ先は長いのです。