ナッシュヴィル・スカイライン・ラグ

デビッドグラブス来日公演が近付いておりますが、
当日は緊張することでしょう、自分(笑)。
ところで岡村詩野さんが編集長を務める雑誌「Kitten」
の次号の特集で、そのグラブスを取り上げるそうなんですが、
そこでなんと僕がグラブスさんにインタビューていうか、
対談みたいな形でお話させていただくことになりました。
前座として同じステージに立ち、
なおかつインタビューもするという、
大変光栄なお話です。
詩野さんは「対談形式でいいんじゃない?」
みたいな感じでおっしゃっておるのですが、
いいんじゃない?と言われてもなあ、
相手はグラブスだもんなあ。とかちょっと緊張するんですが(笑)。
こういう外国の方と話する機会がある度に
「あー英会話やっとけばよかった。」
とか痛感させられるのですが(笑)。
今からでもピンクのウサギのとこ行っちゃおうかしら、
とか思ったりするのですが、遅いっすね。
まあ思うだけで行く気ないし(笑)。
そんなわけで昨日、備えとして、御茶ノ水のジャニスっていう
有名なレンタル屋で自分の持ってないグラブスのソロアルバムを
一通り借りてきたのですが。
ちなみにこの店、すごい品揃えのレンタル店なんですが
裸のラリーズが置いてある店なんてここくらいでしょう)、
昨日行ったらfishing with johnもちゃんと(笑)レンタルされてて、
しかもコメント付きで面出しされていて、
店員さんのプッシュがなされていたので、
「あーいい店だなあ。」と感心してしまいました(笑)。
まあできれば借りないで購入していただきたい所存ですけども(笑)。
で、グラブスのアルバムずっと聴いているのですが、
この人の作風は大きく2つに分けられて、
ミニマルなインストものと、彼のボーカルによるポップな歌もの。
なんですが、
どの作品も音への気配りがきちんとなされていて、
聴きごたえがあるのです。
(まあ詳しい解説は「Kitten」次号をお待ち下さい 笑。)
改めて僕がすごく気に入ったのは初期のソロのやつで、
ギター、ピアノのすごく音数少ないシンプルなミニマル作品で、
とても美しいのでもう何度も聴いています。
彼の歌声もすごくうまいし、いいんですが、
ぜひこういうインストものもやってほしいなあとか思うのですが。
他にも電子音やドローンを多用したサウンドや、
ギター中心の歌ものでもノイズや管楽器やピアノなどが入るなど
独特の音世界になっていて、
ライブでどう表現されるのかとても楽しみです。
新作ではアダムピアースのドラムがすごく疾走感あって、
すごいギターポップじゃん、これ。
とか思ったんですが、何のコードかわかんないギターワーク
といい、一筋縄ではいかないそのサウンドの響きに
注目せずにはいられない感じです。
ちなみにグラブスってジムオルークと共に
ガスターデルソルっていうバンドをやっていて、
みんな「元ガスターデルソルの人」という認識なんでしょうが、
僕はグラブスを先に聴いていたので、
そんなに思い入れはないのです。
でもジムオルークのソロのライブも一回見てみたいですね。
ギターインプロのやつとか。
というわけでみなさんも興味ありましたらぜひ。
http://faderbyheadz.com/event/grubbs/grubbs.html