トンボと遊ぶ

さいたま新都心の催し会場はスーパーアリーナの前辺りの
ビル風吹き抜ける肌寒い場所で、
こんなとこで和紙で出来た招き猫を売るのはちときついなあ。
なんて思いながらもせっせと実演して仕事してたんですが。
それにしても新しく開発された街独特の人工的な印象の
広場なんですが、それでも季節柄あちこちに
トンボが飛んでおり、それがちょくちょく
招き猫の手なんかに止まったりして、
休んだりしたかと思えばまた飛んでったりして、
遊んでるのか彼らは。なんて思いつつも
ほのぼの見てたんですが。
それにしても犬を見たら頭を撫でるのと同じように、
トンボを見たら人差し指をくるくると回して
トンボの目を回す行為をなぜか人はしてしまうのであり、
ご多分に漏れず僕もやおら人差し指を出してくるくると
回そうとしたのですが、彼らはそれに気付くと
さっとその場を離れてしまい、
そこらを飛んで逃れてしまうのですが、
しばらくするとまた何事もなかったように戻ってきて
止まるので、また指を回そうとするとまたさっと
飛んでいってしまう。という行為を
何度なく繰り返して、その度に
ああ、ここは危険だから止まるのやーめようっと。
とか学習しないのだろうか彼らときたら。
なんて思ったりしたのですが、
そこまで利口なトンボは可愛くない。
という結論に達して「まあいっか。」とか口に出して
目を回すぜ作戦をあきらめたのです。
まあどっちにせよ小さい昆虫は怖い。
という情けない己の性質を実感したばかりなので、
回したところでどうというわけでもないのですが(笑)。


それにしてもジョンレノンミュージアム
入場料1500円てのは庶民的な見地からすると
「ちょっと高くないすか先輩。」
という感想を述べたくなるのですが
小野洋子なんか大金持ちなんだから
庶民からそんな金取るなよとか、
京子ちゃんも心配してるぜとか(笑)
(注 「京子ちゃん心配しないで」という曲があるのです)
いろいろ思うのですがそれもこれも
実際に中を見ていないからであり、
見たら想像以上に楽しめるかもしれないので
何とも言えないのですが。
ああ見ようかなあ。
ちょっと見たいなあ。
でもさいたま新都心の思惑に乗るようで
しゃくな感じもするのですが(笑)。
まあうるさいこと言ってないで見ろよって話ですね(笑)。