お笑いを斬ってみたり

最近のお笑いブームでお笑い関係のCDがよく出されてますが、
波田陽区のCDとか聞いてみんな楽しいんでしょうかね。
あの「言うじゃな〜い」と「残念っ」っていうセリフは
名フレーズだと思うし、あのスタイルは発明だと思うんですが、
ネタ自体は実はあんまり面白くないですよねあれ(笑)。
ヒロシの「ヒロシです」のほうがよっぽど
ネタとしては冴えてると思うんですけど。
こっちは流行語にならないんですね。
(なっても嫌ですけどね)
陽区の由来もトムヨークから来てるのかなとか思ったら
ニューヨークが由来らしいので意外に浅いですよね(笑)。
しかし彼って「〜斬りっ」の時にAmをジャラーンと
鳴らすのですが、前フリを喋ってる時も
Amのポジションを押さえていて、でも実際には
6弦の解放を鳴らしているだけなので鳴ってるのはEの音だし、
ポジションはあんまり意味がないんですね。
ただEといっても小指でGの音を引っ掛けながら弾いているので
結果、ベンチャーズみたいなリフになっているのですが、
たまに5弦の解放も一緒に弾いちゃってるので
変な不協和音が鳴ってたりするんですが。
彼はギターの腕前はあんまりない感じですよね(笑)。
テツトモの「なんでだろう」は(すでに懐かしいですが)
循環コードだけど、ストロークもハモリもしっかりしているので
音楽の心得はばっちりな感じですが。
(トモはピックを使わないであれだけストロークするのは
大変だと思うんですけど。爪で弾いてるんでしょうか)
まあ両者共通してるのは「Am」のコードですけども。
この哀愁溢れるコードがネタにふさわしいのでしょうか。
たまには「残念っ」の時に「Amaj7」とか
おしゃれなコードを鳴らしてみたら面白いと思うんですけど。
全然残念じゃねーじゃん。って感じで(笑)。
こうして今書いてて気になったので試しに
自分で弾いてみますけど、
(「ざんねーん」とつぶやきながら
ジャラーンとAmaj7を鳴らしてみる私。)
結果。
ちょっとだけど湘南の風が吹き抜けました(笑)。
「残念っ」が
「ZANNEN2004愛なんていらねえよ夏」
くらいおしゃれになりました(笑)。
(まあそれがおしゃれかどうかは甚だ疑問ですが)
まあでも必然としてみんな
Amを選択しているということですね(笑)。
しかしはなわ波田陽区もテツトモもCDではそれなりに
アレンジされちゃってるのが面白いですけど。
さすがにはなわのベースのみの弾き語りなんて
聞いてて辛いですもんね(笑)。
ちなみに今僕が気になってるお笑いCDはカンニング
「ヘイユウブルース」なんですが(笑)。
あれのオリジナルの「とん平のヘイユウブルース」は
アレンジがかっこいいんですよね。
(昔ディスクユニオンから7インチが再発された時
友達にクリスマスプレゼントで貰いました。
どんなクリスマスなんだって話ですが 笑)
しかしカンニングは綱渡りのような芸風ですが
これだけもったならこの先もいけそうですよね。