私、交流して

そんなわけでライブ、無事終了しました。
ご来場下さった方々、どうもありがとうございました!
たくさんの方に来ていただいて本当に感謝です。
当日の我々のセットはこんな感じです。
1、鈍行ブックモービル
2、ウサギ泥棒
3、落下する6月
4、疾風スカート
5、サイクル曜日
6、夏でもなく秋でもなく
7、団地の中を夜中散歩する2人


この日のコンデンサマイク持ち込みセット作戦ですけど、
ラインからの音と混ぜつつリハで入念に音作りして、
なかなか良い感じになったと思います。
しかし本番では前半、妙に緊張してしまって指がもつれたりして、
あら大変、とか内心思ったりしたのですが外見は
何てことないっすよー、と軽やか風を装い、
しかも1曲終わる毎に喋るという作戦で
何とか徐々に落ち着いて演奏することが出来ました。
3年振りくらいに演奏した「団地〜」に妙にしみじみしました。
1分にも満たない曲ですが。
3年を振り返りました。
ちなみにこの「団地〜」ってタイトルは石井マサユキさんの
The Chang時代の曲の歌詞から引用されてるのですが、
コタツ宇宙の渡辺さんもThe Changのファンだそうで
そこら辺の話で盛り上がったりしました。
渡辺さんはTICAなど石井さんのサポートをする機会が多いそうですが、
バックで一緒に演奏しながらもファンとして聴いてる、
みたいなことを言っていて印象深かったです。
そういうものなんですね。


そしてこの日の共演のmiroque+IZUMI+SACHI-Aの3人に
masのきよみさんを加えた4人は
鍵盤、ビブラフォン、胡弓、ドラムで東洋風な旋律を綴り、
華やかな魅力あるステージで楽しませてくれました。
大きなビブラフォンの搬入と設置を私もお手伝いしたのですが、
台と鍵盤をバラして運搬するんですねあれって。
こうやって組み立てるのかーとか勉強になりました。
ちなみに本番のステージではほとんど喋らなかった4人ですが(笑)、
楽屋では私とコタツ宇宙の2人と女子4人とで
細野さんの話やマーガレット・レン・タンの話や
もしも3億円手に入ったらどうしようとかいう、
雲を掴むような話などを交わして楽しかったです。


そのコタツ宇宙の2人はここは楽器屋か!とツッコミたくなるほど
機材を机にたくさん並べて独自の宇宙を聴かせてくれました。
中盤の生ピアノの連弾が美しくも凛々しく、痺れました。
唯一の歌もの曲も大変に良い旋律で。
今回歌のユニゾンや連弾など2人の共同作業(?)が多くて、
そこら辺がコンビ芸ぽくて良かったような気がします。
神森くんの買ったばかりの高級ギターが
主に不協和音ばかり鳴らしていたのが逆に贅沢な感じでした(笑)。


トリを飾っていただいたフリーボは久々に聴く吉田さんの歌唱に
時を経て改めて感動させられたのですが、
私的には石垣さんのツボを心得たギタープレイに感心しきりでした。
歌とギターだけでこの完成度とはさすがだなと思いましたよ。
ギターの石垣さんとは私は5年振りくらいに会ったんですけど、
(石本さんはフリーボのメンバーに会うの10年振りだったそうです)
ずっと続けているという姿勢が素晴らしいよなあと
そこら辺も感心したりしました。
何となくフリーボがフィッシュマンズのカバーやってるやつとか
ふと思い出して帰ってから久々に聴いたりしました。


しかしこの4バンドが一緒のステージに立つというのも
不思議と言うか、他じゃあり得ないと思うわけで
そこら辺良かったんじゃないかと思うんですがどうでしょう。
この日はミュージシャン関係のお客さんも多かったですが、
楽しんでもらえたんじゃないかと思ったりしています。


そんなわけで次回はいつになるかわかりませんが
またお会い出来たらと思います。
こういう交流は楽しいですね。
本当に。