エコとミツバチ

先日HARCOくん主催の「聞こえるシンポジウム」というエコイベントを見に行き、
エコに関するお話やライブ演奏などを楽しんだのですが、
エコに関しては私は日常生活で出来るレベルで気にするようにはしていて、
まあそれはなるべくレジ袋を使わないとかゴミの分別をきちんとするとか
必要ない電気は消すようにするとかそれくらいのもので、
それってエコのためというよりはそうした方が気持ちが良いし無駄じゃないからという、
そんな程度のものなんですけどね。
でもそういうものでも意識してるとしてないでは違うと思うし、
日常レベルで接していくしかないような気もしますしね。
専門家の方によるお話では地球温暖化の影響で2050年には北極の氷が溶け、
ホッキョクグマが絶滅に至る可能性があるらしいですね。
もうすでにあらゆる生態系の変化が世界各国で見られていますけどね。
(今日ニュースでやってましたがニモでお馴染みのカクレクマノミも絶滅の危機らしいですね。
温暖化による珊瑚礁の白化現象が原因らしいですが)
私的には地球温暖化は避けられないし、この気候変動に順応出来なければ
やがて人類も絶滅に至るのだろうというざっくりした認識でいるんですが、
かと言って好き勝手して良いものでもないですしね。
この便利な人間社会そのものが環境破壊の上に成り立っている自己矛盾というか、
そういうものも踏まえながらも出来ることはしようという意識でいますけどね。
実際コンビニの深夜営業自粛とかの具体的な策も出ているようですけどね。
何でまずコンビニからなのかって唐突な感じもしますけどね。
深夜にコンビニが営業してない街を歩くのは治安的に不安だし実際不便なわけで、
実施するなら交代制とか策はあると思うんですけどね。
まあそれでも効果は1パーセントにも満たないそうですけどね。


ところで温暖化のせいかわかりませんが生態系の変化として
ミツバチが大量に失踪するという不思議な現象が起こっているそうですね。
去年辺りからアメリカでは見られた現象なんですが世界各国でも起きているようです。
蜂群崩壊症候群という名称らしいですけどね。
働きバチがある日突然大量にいなくなってしまうんだそうです。
実際ミツバチを媒体として作物の受粉が行なわれるという現実があるわけで、
いなくなると作物の生産にもろに影響が出てしまうのですよね。
ミツバチの不足により受粉時期のミツバチのレンタル料が高騰し、
養蜂家が大儲けしているという現実も見られるそうです。
そうなれば作物の値段も高騰せざるを得ないでしょう。
原因のひとつとして働きバチの過労によるストレスがあると言われてますが、
そんな人間社会みたいなものがハチ界にもあるのかって感じしますよね。
「あー今日仕事行きたくねー。家でプレステしててー」
とか言って働きに出ないハチもいるんですかね。
通勤電車の中で「今日は良い天気だな。あ、そうだ海見に行こう」とかいって
会社安んでそのまま海見に行っちゃう疲れたハチもいるんでしょうか。
みなしごハッチが会社の過酷な就労状況に疲れて「僕、もう消えるよう」とか言って
海の底へ潜って行く哀しいシーンを想像しちゃいましたが。
他には携帯電話の普及に由る電波の影響とか殺虫剤の影響とか様々な説がありますが、
実際には明確な理由はわからないらしいですね。
しかし環境の変動によって生態系が狂う現象が目に見えて来ると恐ろしい気もしますね。
南国にしか見られない生物や植物が育ったりなどもするかもしれませんし、
温暖化による影響は日本でも如実に現れて来るのでしょう。
ロシアの方では氷が大量に溶けているおかげで船が通ることが出来、
漁や貿易が出来ると喜んでいる現状もあるそうですが、
喜んでばかりはいられないのですね。
まあ私は日々身の回りから出来ることを気を付けて行くだけですけどね。
なるべく無駄を省いて行くことです。


ところでイベントはとても楽しかったんですが、
HARCOくんがトークしてる時に関係ないお喋りをしている人が多数いて、
話を聞くのに邪魔だったのが少々残念でしたけどね。
お喋りしてる輩に「リッスントゥーヒム!」と英語で注意をし、
小一時間ほど説教してやろうかしらと思いましたが、
人生に於いてそんな小一時間ほど無駄な小一時間があろうか、いやない。
と反語を用いながら思ったので説教は止めておきました。
そしてその浮いた小一時間で私はビールを飲みました。
ビールはいつだって美味しいので無駄にはならないのです。
働きバチもビールなど飲んで「女王バチがようー、むかつくんだようー」とか
ストレス発散出来る術があれば失踪しなくても良かったのかもしれませんね。