12月の化学反応

恵比寿での山田稔明氏のライブ、無事終了しました。
ご来場下さった方々、どうもありがとうございました。
全国各地からたくさんのお客さんが来られていて、
(地方から来られてる方が多いのでびっくりしましたね)
くじ引きによるプレゼント大会もあったり、楽しい雰囲気のライブでした。


今回はイトケンさんと私と山田氏の3人編成ということで、
私はギターとピアニカで参加させてもらいました。
まあほとんど山田氏の弾き語りで成り立っている世界なので
私はそっと寄り添いつつ花を添える感じだったんですけどね。
ピアニカを吹き終わる度にせっせとタオルで掃除していたのは
私の唾液の量が多いせいか常に唾液まみれになるからなんですが(笑)、
イトケンさんとも「演奏中唾液が飛び散ることあるよね」
「歯医者のバキュームみたいに演奏中唾液処理してくれる人が欲しいよね」などと
ピアニカ演奏あるあるなんかを語り合ったほどです。
私の場合、ピアニカ演奏は唾液との闘いと言っても過言ではないほどです(笑)。
ピアニカではジングルベルのくだりが実は一番緊張したんですけどね。
あれを間違えるわけにはいかないですからね。
ギターでは途中音が出なくなるというトラブルがあり、
弾きながら「あれ音が出てない、しかし途中で止めるのも何だしなあ」と
葛藤しつつも結局最後まで音が出ないまま演奏してたんですが、
最後に山田氏が「五十嵐くんの音が出てなかった曲をもう1回やろう」と再演奏してくれたので
「ああ、この人律儀だなあ」と感心すると同時に恐縮もした次第なんですが、
私としてもちゃんと音を鳴らして加われたので良かったです。
新曲の歌詞について私がMCで触れたもみじの花言葉ですが、
(みんな検索してくれたんでしょうか・笑)
「大切な思い出」「遠慮」「秘めた想い」などいくつかあるのですが、
そのような言葉の連なりが唐紅に敷き詰められている光景をイメージしながら聞くと
より深く楽しめるんじゃないでしょうか。
私はそういうイメージでギターを弾きました。
新曲を一気に覚えるのは大変でしたが楽しい作業でしたね。


今回お客さんへのプレゼントをfwj賞として五十嵐くんも用意してよと言われたので
山田氏の女子ファンが絶対に読みそうもない根本敬氏の本とか持って行こうかなと一瞬思ったんですが、
迷った挙げ句山田氏も好きだという森達也氏の「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」を持参しました。
結果として山田氏がオフ会で森さんと対面した時のエピソードなんかも聞けたし良かったですね。
この本は男性の方に当たったんですが、ぜひ読んでいただきたいと思います。
あと五十嵐くんもう1個商品出しちゃいなよと言われて
ちょうどリハの時に山田氏からもらった
毒蝮三太夫のナボリンミュージックプレゼント」のステッカーを放出しました。
大沢悠里のゆうゆうワイドのまむちゃんの名物コーナーのあれですよ。
それの中継を山田氏が見に行ってもらったものを私が山田氏からもらって
その後それをお客さんにあげるという、巡り巡ってのまむちゃんプレゼントとなりました。
まさしくミュージックプレゼントと相成ったわけです。
それはまた違う男性客に当たったんですが、あとで私と山田氏のサインも一緒に書き添えました。
喜んでもらえたようで何よりです。
その方、ゆうゆうワイドは聞いたことがないとのことでしたが(笑)。


あと山田氏が「五十嵐くんの招き猫の無地のやつに俺が絵付けしたものを賞品にしたいんだけど」とのことで
無地のものを渡したところ、なかなかの傑作を彼が描いて来て。
個性的な招き猫に仕上がってましたね。
こういう賞品はファンの方は嬉しいことでしょう。
あれをゲットされたお客さんはぜひ目立つ所に飾っていただきたく思う次第です。
そして効果があればうちの招き猫もぜひご購入いただければと(笑)。
あとウクレレの賞品を山田氏の知人のお子さんが当て、
そのお子さんをステージに上げて目の前でウクレレ弾き語りをするという名場面もあり、
(しかも歌ったの達郎のクリスマスイブですからね)
ステージに棒立ちの子供、その目前でウクレレで達郎を歌う山田氏という光景に
クリスマスの奇跡を見たりという感じでした。
(そのお子さん、終演後嬉しそうにウクレレ持って帰って行きましたよ)


そんな感じでプレゼントやら映像やらサービス満点の3時間弱のステージが終わりました。
お客さんも満足したんじゃないでしょうか。
これの準備、かなりの作業量だろうによくやるなあと改めて感心すると同時に
私も頑張らないとなと思った次第ですよ。
(しかもこれ2デイズの初日ですからね)
何だか背筋が伸びるというものです。
そんなわけで私的には今年最後のライブが終わりました。
また来年もこうして人前で演奏することでしょう。
もみじの花言葉などを胸にギターを鳴らしていこうと思います。
取りあえずレコーディング頑張らないと、という話ですけどね。