春フロウ

三寒四温の温が来たのかとちょいと浮かれてみるも
「残念でした〜」とばかりにすぐに寒に逆戻りという何ともいじわるな気候で、
冬のしぶとさに呆れつつ改めて苛々しつつ、2月の終わりに居ます。


某コンピ用の曲は何とか締め切りに間に合わせました。
後でまた改めて録り直しますけどね。
これが第一稿という形になりますのである意味貴重かもしれません。
そのうちリリースのアナウンスが出るかと思います。
今回はブログ並みに饒舌に言葉を語っています。
リズムの上に言葉を乗せて行くと節回しのようなものが生まれ、
それがラップで言うところのフロウというやつなんですが、
不思議と決まった節回しになるものなんですよね。
言葉を上下させながら本当にflowだなあと思ったりした次第です。
(「ふろう」とタイプすると「浮浪」という変換の文字が現れるのですが、
ある意味浮浪もflowみたいなものだなとちょっと思いました。)


アイフォーンのアプリに「谷川」というものがあり、
詩人の谷川俊太郎さんの詩の断片が川の上流から流れて来て、
それを釣り竿で釣るとその詩の全文を読めるというものなんですが、
言葉がフロウして来て、それをフィッシングするとポエムが立ち現れるなんてのは
なかなか気の利いたアイデアではないでしょうかね。
(アイフォーンユーザーはぜひお試し下さい、有料ですけど。)
そんな感じで私も言葉をフィッシングしてフロウさせて行きたいものだと
ギターを片手に思う次第です。
川を流れる言葉を。


しかし春の到来はまだなんでしょうかね。
春、待望です。