金八に泣く

今日は夕方が終了した瞬間、外を自転車で走っていたのですが
すごい濃厚な群青の空模様にはっとさせられてしまいました。
夏の夕方ほど詩的なものはないのではないかと
いつも思ったりするんですが、
今日は特に、夜が本格的に姿を現わした
瞬間の色がヤバかったですね。
昼間が暑ければ暑いほど夜は別な空気を醸しますね。


ところで金八先生の第5シリーズ、今日最終回だったんですが
当時リアルタイムでずっと見てたんですが、
結構内容忘れてましたね(笑)。
健次郎役の風間俊介の演技がどうも当時から
苦手だったんですが(笑)。
むしろおじいちゃんを怪我させて
屋上から飛ぼうとする好太とか、
健次郎をゆすってた明彦が金八に心を開くとことか、
そっちの二人の演技の方が良かったような気がするんですが。
(確かこの二人もジャニーズだったと思うんですが)
あと余談ですけど風間俊介って
なんとなくHARCOに似てますよね(笑)。
オザケンにも似てるし。
明彦、金八、健次郎がそれぞれ別な場所で
同じ時間にカレー食べてるっていうシーンとか、
僕、そういう細かい演出が好きなんですけど(笑)、
いいですよね。
乙女ちゃんを巡る理科の先生と金八の攻防とか。
女の子で今もテレビに出てるのって
学級委員役だった金田美香くらいですけど、
ちはる役の子ってまだ役者やってるんですかね。
体罰シーンとか、見どころたくさんあってこのシリーズも
出来が良かったですよね、でも。
(クニヘイの「だって先生が好きだから」が泣けるんですね)
卒業の際の金八のコメントは全員の名前にまつわる話から
メッセージに変えるというもので、
僕、すっかり忘れてたので、ああこういうこと言ってたのか、と
新鮮だったんですが、
やっぱり重要な役の子には
いいセリフいっぱい吐いてるんですが、
中には「え?それだけ?」ってのもいて、
特に笑ったのは三郎って名前の生徒に対して
「三番目の男の子っていう意味です。
太郎、二郎に負けるな、三郎っ!」
っていうセリフで(笑)。
負けるなってあんた。卒業にそんなこと言われても。
って本人も思ったんじゃないでしょうかね。
ちはるの「千回春が来るようにという願いが込められてます。
春をわけてあげてください。」というのとか
秀逸なのもちゃんとあるんですが。
でも思わず泣けちゃったのは自分の息子の幸作に言ったやつで
「幸せを待つ人じゃなく幸せを自分で作る人になれと
お前の死んだかあちゃんが言ってたぞ。」
というやつで、それで幸作が思わず泣くんですね。
もう号泣ですね僕も(笑)。
幸作は次の(だっけ?)シリーズでガンを宣告されるんですが、
そういうのすでに知ってるから(笑)泣けるんですね。
そっかー幸せ自分で作るのかーとかジーンとしちゃって。
いやーつってもまあ再放送なんですが(笑)、
再感動も出来るのでいいですね。
次も見るんじゃないでしょうか、自分(笑)。