キッズ・ア−・オールライト

今日は仕事で岩槻市にある民族文化センターって所に
夏休みの子供達が参加する、
張り子人形作り体験教室っていう催しに行ってきました。
この催しは毎年やってるのですが、
先日まで小川町でやってた絵付け教室より
もっと本格的な、普通は1週間とかかかる工程を
たった2日でやってしまうという(笑)もので、
20人くらいの子供達や大学生のボランティアの方が
参加しました。
粘土で型を作って乾かして、ラッカー塗って乾かして、
そんで和紙を張って、って工程をやったんですが、
いやー子供達、頑張ってました。
同じ小学生でも高学年の子は自分で工夫して
なかなか器用にやるんですが、低学年の子は
手伝ってあげないと形にならないので
「ここはね、こうするんだよ。」
とか教えてあげると素直に聞いてるし、
一緒にやると健気にがんばるので、思わず、
「あーいい子たちやなあ。」
とか、しみじみしてしまったんですが(笑)。
こういうのに参加する子は好奇心旺盛で
いい子が多いですね。
渇くのを待ってる間とか、控え室みたいなとこで
弁当食べたりのんびりしたりして過ごしたんですが、
ここの控え室は畳敷きの和室で、なんかどっか旅館に
来たかのような落ち着きの良さで(笑)、
つい都会の喧噪を忘れてまったりしてしまいました。
まあ言うほど都会でもないし
喧噪てほどの騒がしさは近辺にないんですが(笑)。
それにしても子供達は和紙を触るのも初めてだろうし、
いい夏休みの思い出作れていいねえ、とか
思ったんですが、
大学生のボランティアの子らは
なんでこんなとこへ来るのかしらと思ったら、
どうやら授業っていうか、研究の一環みたいですね。
こういう民族文化に触れる機会みたいなので
レポートでも書くんでしょうか。
何かそういう子らが子供達の面倒を見つつ
作ってる様は端で見ててとても好い。
つーかほのぼのしますね。
子供達もせっせと一生懸命に作ってて、
僕も応援しつつ色々アドバイスしつつ見てたんですが
こういう子もいれば同級生をカッターで
切り殺す子もいるわけで、
(ちょうど次回の工程でカッターを使用するんですが、)
くれぐれも間違った使い方をするなよ、キッズたちよ。
とか思ったりもしたのです。
同じ道具でも心を豊かにする使い方が好い。
なんて思いながら過ごしたサマーデイだったのですが。