ライブ終了しました

ライブ無事終了しました。
ご来場下さった方々、ありがとうございます!
いやーなんていうかものすんごく集中して演奏したので、
もう終わった後とかへとへとになってしまいましたね(笑)。
あんだけ張り詰めてギター弾いたの久々なんですが。
いつもよりテンポアップしたりとか、
手数を増やしたりとか、テンション上げる方向で
自分を持っていったので、そうなったわけなんですが。
とりあえずセットリストとか書いておきます。
1、読みかけの夏
2、ウサギ泥棒
3、落下する6月
4、くちびるに秋桜
5、サイクル曜日
6、11月の秘密
7、座礁クジラ
8、夕方ループ
です。
何か最初低音がリハの時よりも出てて、
すごいハウったりして(何が原因か不明なんですが)、
かなり最初はバランス悪くなってしまって、
それにちょっと動揺してしまって(笑)
2曲目とかかなりトチってしまったんですけど(笑)、
3曲目くらいから段々良くなって来て。
いやー「落下する」とかかなりテンパって弾きましたよ。
何かフィジキさんもつられてテンパっていたかのような
感じがしましたが。
で、新曲の「くちびるに秋桜」ですが。
これ、そうとう良かったと思うんですけど(笑)。
前半の俳句詠む感じの間も良かったですけど、
途中の70年代ブリティッシュフォークみたいな
スピード感ある繊細なアンサンブルのパートも
(えー、この曲はちょっとした組曲になってるのですね)
良かったんじゃないかと。
石本さんがグロッケンのボディを叩いたりとか、
フィジキさんが長めに合いの手入れたりとか、
本番でいい感じの空気を作ってもらえたし。
キシくんのシェイカーで16を出してもらうのも、
大変なんですが(笑)がんばってもらって。
で、ヨシカワくんの奏でる哀愁メロディーがキモなんですが、
この独特なる世界がお客さんにどれだけ理解されてたのか
非常に気になるところですね。
もう僕は自分でしみじみしてしまってたんですが(笑)。
次の「サイクル曜日」もいつもよりアップテンポで、
自転車のベル音も気持ち良く、
僕的にはロディ・フレイム意識して弾いたんですけど(笑)、
まあ気持ち良く弾けて良かったです。
座礁クジラ」も緊張して弾いたんですけど、
まあいい空気になっていたんじゃないかと思いますが。
やーでもこの日のお客さんは浅野さんを見に来た人のほうが
圧倒的に多くて(笑)、みんなジョンを初めて見る。
という感じだったので、
どう感じたのかなあとか気になってしまったんですが。
それなりに何か感じてもらえればいいんですけども。
どうだったんでしょうか。


で、その浅野さんなんですけども、
「今日はソロだから30分弱しか出来ないんだよねー」
とかおっしゃっていたので、
「まあ30分弱でもいいのでじっくり演奏してください。」
とか言ったら、結局本番では1時間演奏してくれて(笑)。
本当にじっくり演奏しましたねえ〜って感じで(笑)。
実は本番前に楽屋で僕とPAの松島さんて方と浅野さんとで
音楽業界の諸々など、雑談していたんですが、
普段ライブハウスとかで、PAの人とか共演の人とかと
こういう風に雑談する機会がなくて、
今日は本番前にこうして話せて緊張がほぐれます。
みたいなことをビール飲みながら(笑)おっしゃってくれて、
ああ、良かったなあ。今日はいい演奏を見られそうだなあ。
とか思ってたんですが、
ご本人も気が乗ってくれたのでしょうか。
E-BOWやスライドなどの他、エフェクトなど駆使して
CDで聞けるあの独自のギターサウンドを生で聴けて、
良かったですね。
CDの収録曲も良かったですけど、
ミニマルなトラックにノイジーなギターサウンド
乗っけた前半の曲とか非常に気持ち良かったですね。
最後はもう、ひとりインプロビゼーションで、
延々ノイズを出しつつギターをかきむしる彼の姿に
「おお、ここまで乗ってくれたとはっ」
とちょっとした感動を覚えてしまいましたが。
なにしろ浅野さん、久しぶりのライブだったそうで、
お客さんの期待も大きかったと思います。
浅野さんのファンの方にも
満足していただけたんじゃないかと思うんですが、
どうだったんでしょうか。
なんかお客さんがすんごく静かに真剣に聴いてた。
という印象だったのですが。
なにかしら感じてもらえればいいなあ、
なんて思いましたよ、私。
僕的にはすごくいいイベントになった。
という感じだったんですが。
いやー本当に浅野さん、見に来ていただいたお客さんに
感謝って感じですね。
本当にありがとうございます(笑)。


で、ライブ後はジョン関係者数人とで
軽く打ち上がった後、
ヨシカワくんと一緒に帰ったのですが、
なんていうか疲れたなあ、なんて
もう空っぽになりながらも
ヨシカワくんのくれたガムを延々二人で
噛みながら
浮ついた渋谷の街を後にして。
ちょっと感傷的になりながら
初秋の空気の中を家路に着いたのですが。
「もう夏は終わったのだな。」
なんて改めて思ったりして。
ガムも秋の味がする。
なんて思ったりして。
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