トホホな季節

今日も浅草行って来たんですが、
朝、従業員口からデパートに入って、
エレベーターも混むし、
今朝は運動がてら階段で行こうかなーと
階段探しつつふらふらと歩いて
女子社員さんたちの後とか付いていったら
なんか細い通路みたいなとこに出ちゃって。
あれ、階段どこかなーとかきょろきょろしてたら突然、
「もしもしっ、そこは女子ロッカールームですよっ!」
と注意されて。
「えっ、ああ、すいません。そうなんですか。」とか
振返りつつ見たらすんごい形相で女子社員さんに見られてて。
もう「きっ!」って感じの目つきで。
「忌っ!」とか「鬼っ!」とか「奇っ!」って感じで(笑)。
もう「あなた女性の敵ねっ!」という視線で。
「や、違うんです、階段探してて。」
とか動揺しつつその場を去ったんですけど、
なんつーか朝から変質者みたいな扱いされてしまって。
僕は常日頃、できれば女性の味方でありたいっす。
と思いながら生きてるほうなので、
女性の敵といきなり見られてしまって、なんつーか
トホホつーか、トホホホホホホホホって感じで(笑)。
できれば「トホ。」くらいで
ゆっくり歩かせてくださいよー先輩ー。とか
誰が先輩かは知りませんがお願いしたくなっちゃいましたよ。
「知らない間に悪者になってたー。」っていう
スピッツの曲を思い出したりしちゃって。
いやー参りました。


そんな始まりだったわけですが、
今日はいいこともあって。
僕が実演で描いたばっかりの招き猫を、
「うわー目が合っちゃった!かわいいなあー。
これはどうしても連れて帰りたいなー」と、
40代後半とおぼしきおじさんが買ってくれて。
「いやーありがとうございますっ。」と包んでたら、
「あ、待って。明日うちのが誕生日だから
これプレゼントにしちゃおう。包装して。」
とのことだったので、
赤いリボンなんて付けたりして渡したら
「いやーありがとっ。これは喜ぶわ。」
とか喜んで帰って行って。
なんつーかその姿を見送りながら
「えー話やなあ〜。」と
ちょっと感動したっすよ、自分(笑)。
自分の物がプレゼントとして喜ばれるというのもありますが、
ああして奥さんにちょっとしたものを買ってく。つーのが
なんかいい話じゃないすか、先輩。
と誰が先輩かは知りませんが思いましたよ。
ぜひ大事に飾ってほしいものです。
んなわけでまあプラマイゼロつーことで。
明日は素直にエレベーターで昇りたいと思った僕です(笑)。