死と黄昏

職人展をやってる催事場のちょうど上の階が屋上で、
子供達の遊ぶゲームコーナーや、いろんな乗り物、
くつろげるベンチなどあるので、
休憩がてらちょくちょく行ってるのですが、
平日はびっくりするくらい子供達の姿がなく(笑)、
いるのはベンチで居眠りするサラリーマンや、
昼日中から何やってるかわかんないおっさんや、
買い物帰りの主婦などで、
なんとなく数々の充実した乗り物達が
乗り手もなく、侘びしく見えるのですが(笑)。
こういうデパートの屋上の独特のゆるい雰囲気ってのは
なかなかなもので、これが中途半端に充実してると
余計いい味が出ちゃうのですね。
今日も夕方6時くらいに行ったらだいぶ暗くなっていて、
ネオンなんかも瞬いていて、
それが隅田川に映って揺れていて、
なんともきれいなんですが、
誰も乗らなかったよん。
みたいなさびしさで佇む乗り物達が何とも
哀愁で。
ロボットだの汽車だの飛行機だの。
そんなのが夕闇に黄昏れて隅田川を見下ろしているのです。
思わず心のギターでAmを弾いてしまった僕ですよ(笑)。


ところで全然話変わりますけど、
チェッカーズメンバーの確執騒動ですが(笑)。
あれってそれなりのバンド活動したことある人なら
わかると思うんですけど、
「しょうがないんじゃない?」
って感じしませんか?
実際、ビートルズだって和解するのに何十年かかったんだ、
って話ですし。(例えがデカイですが 笑)
高杢氏は「あの本は暴露本じゃなくオレの遺書だ。」
みたいなこと言ってますが、遺書にあんな書かれ方されたら
フミヤ氏が可哀相な気がしますが(笑)。
つーか僕、あの本だいたい立ち読みしましたけど、
(買えって話ですが 笑)
読んでて「あれ、僕フミヤの気持ちわかるな、これ。」
とか思いましたよ。
愛憎入り乱れた高杢氏の文章も気持ちがわかりますけど。
まあこの騒動でまたこの本が売れて
高杢氏が潤うわけで、取りあえずいいんじゃないの、それで。
とか思いますけど(笑)。
あと10年くらいすれば和解しますよ、きっと(笑)。
しかし一番可哀相なのがメンバーの確執ばかり取り上げられて
死についてあんまり触れられなかった
亡くなったクロべエ氏だと思うんですけど。
なんか、いい人から死んでゆくんですね。