颱風

昨日の台風で近くの川が増水して、
周辺とか水が溢れて湖みたくなって、
思わず長靴で突入してみたりしたんですけど、
(「うわー」とか言いながら 笑)
そんな余裕ないくらい被害遭われた方には
慎んでお見舞い申し上げたい私ですが。
(しかし「増水」って書こうとしたら「雑炊」とか
変換されて、なんてまずそうな雑炊なのだ、とか
思いましたが)
もう「何?風速40メートル?」とか
大瀧詠一ばりにつぶやいたですね昨日は。
みなさん大丈夫でしたでしょうか。
しかし思ったより早く去っていった感じしましたけど。
でももう一昨日の段階で結構な雨で、
帰り道なんかもう修行ですかこれは何かの。
というくらい濡れながら帰ったわけですが、
あの靴が濡れて靴下に染みてゆく過程ってのは
身体が雨によって侵食されてゆく感じがして、
あるとこまで来ると
「あーもういっか。この靴下ダメねもう。」
みたいなあきらめの、ある意味快感に似た
不思議な感じを受けますね(笑)。
この雨をみくびるな〜とかキリンジの歌が
思わず口をつきましたよ。
しかし夜の道路に続々と投げ込まれる雨の波紋に
信号の灯りが滲んだりすると異様に綺麗で、
それはそれでうっとりするような光景が
展開されるわけで、
台風直前のまだ静かな雨模様に
なんとなく見とれてしまったのも確かで、
いつもと同じ風景をいつもとは違う風景に
変えるこういう強い雨や強い風に
詩心も感じてしまったりする私ではありますよ。
やーでも楽器や機材持ってる時は
本当に勘弁してほしいですけど(笑)。