ジョンがジョンを語る

先日のジョンレノンミュージアム体験が
僕の中で思ったよりも大きかったらしく、
久しぶりに「イマジン」ていうジョンの
ドキュメント映画を見直したりしたんですが、
ここまで己をさらけ出して表現するというか、
そのままの自分が表現に出てしまう人も
珍しいなとか改めて思いましたね。
「馬鹿な平和主義者」っていう身もふたもない（笑）
フレーズでジョンの人間味を賛美した
真心ブラザーズの「拝啓ジョンレノン」
ていう名曲がありましたが、
ヨーコに感化されてすぐベッドインによる
平和運動とか始めちゃったり、
「オーヨーコ」とかそのまんまな歌を
どんどん作っちゃうし、
なんかそれでいいんですかねとか思ったりするのですが
それがジョンのすごいところで魅力なところなんですね。
ヨーコに毒されてるのではないかと
ジャーナリストに指摘されても
「それは僕が成長したんだ。」みたいに
自信持って答えるし、
あれですよ、ヨーコといちゃついてるところとかも
清々しいというか、この迷いのなさというか、
「あ、この人本物。」みたいな感じですよね。
ビートルズファンの人でも本気で
ヨーコとのフルヌードとかの前衛ラブ
（今適当に作った言葉ですけどぴったりじゃないですか？）
にひいちゃう人って多いと思うんですけど、
なんかでもしょうがないよねー、本物だもん。
って許せてしまう感じがジョンにはあるんですね。
「イマジン」にしたってそんな理想ありえないっすよ、
ていう感じですけど、ジョンは直感でそういう
理想を描いたわけで、しかもそういう理想を
堂々と歌える人ってあんまりいないですよね。
ポールを揶揄する歌とかも
「お前が残したのはイエスタデイだけ〜」とか
そのまんまだし（笑）、ショーンが生まれたら
「ビューティフルボーイ」ですもんね。
でも結局心打たれるのはどうしてかっていうと
やっぱり音楽の力なわけですよ。
人間がそのまま音楽になっちゃってる感じていうか、
ベタな言葉でいうと「ソウル」なんでしょうかね。
「オーヨーコ」だってそんなあんたの彼女の
名前呼んでるだけの歌じゃんよ、
とか思うんですが、僕は久々に聴いてて
泣けてきてしまったですよ。
あー本気でこの人彼女のこと呼んでるわ。
って感じですもんね。満ちてるんですよ。
そんなわけで改めてこの人って魅力的だなあーと
思いながら久々にビートルズも聴きたいなあなんて
思ったりした僕なのですが。
しかしなんかこのページを読んでる人で果たして
ビートルズファンっているのかしら、とか思うのですが、
すいません、僕すんごく好きなのでビートルズ（笑）。
って別に僕が謝ることでもないですけど（笑）。
僕のページだし。
えー気になった方はぜひどうぞ（笑）。