年末を実感

今日から日本橋での展示販売が始まったので
(これは職人展ではなく単独で干支を売る
年末の催しなのですが)
早朝から搬入に行ってそのまま販売してたんですが、
「ああー年末なのだな。」と本格的に実感湧いてきましたね。
来年は酉年なので酉の張子人形を販売するわけですが、
毎日酉を描いているといやでも
年末年始感が湧くというものです。


ところで冬の早朝というものはまだ夜と称しても良い状態で、
今朝もぎりぎりまでなかなか夜が明けないのだなあ、
なんて不思議な感じしたんですが、
これからどんどん寒くなるのでしょうかね。
冬の朝に外へ出かけるという行為に
何かしらの詩心でも見つけないと
やってられない感じですね。


ところで今日、帰りに電車のホームで
少年ジャンプを片手に号泣している青年を
目撃したのですが、あれは彼女にでも振られたのでしょうか。
もしくは身内や友人に不幸でもあったのでしょうか。
まさか少年ジャンプに感動したというわけではないでしょうし。
泣くのに何かにすがりついて泣きたかったのでしょうか。
よもやそれが少年ジャンプであっても。
泣く青年もそうですが、泣かれて一生懸命に握られている
少年ジャンプもなんだか不憫に感じてしまったのですが。
人を笑顔にするべく印刷されてきたはずの
少年ジャンプなのにどうしたことなのでしょう。
青年は泣き止んで帰れたのでしょうか。