バーゲンのシーズンですが

昨日で過酷なホテルの仕事も終わって、
(「太鼓の達人」の曲をほとんど把握してしまいました)
今日は東武の最終日で搬出に行ってきたんですが、
明日から今度は小田原に行くのです(笑)。
でも別に疲れてないので大丈夫です。
今からフルマラソンしろ、と言われればします。
完走するくらいの力は残ってます。
でも誰からもしろと言われてないのでしません(笑)。
でもそのくらいの意気込みでいいんじゃないかしら。


それにしても池袋でバーゲンつったら凄い人だかりで、
せっかくだからと帰りにちょっとパルコとか寄ったんですが、
なんかどうにも落ち着かなくて、
どうせなら正規の値段でいいからゆっくり見て買いてえ。
とか思ってすぐ帰りました。
バーゲンに向いてないんです私。
しかし凄い頻度で着ていた服を突然着なくなってしまうことが
あるのは私だけではないでしょう。
あれは不思議ですね。
勝手にお役御免にされる服も
たまったものではないでしょうに。
さすがに一度も袖を通さない服、というのはないですが
あんまり着ない服。というのは確実に存在するので、
そういうのって哀しいですね。
半永久的にハンガーにさがったまま、たたまれたまま
その命を終えるなんて。


「ドアを見つけてあけると、ぼくの洗濯物が
背のまっすぐな椅子に積みあげられている。
家から遠くはなれたこの場所で、
こおろぎの声をサウンドトラックにして、
なじみのないセメントの部屋におかれた
自分の衣類を見るのは、いまのぼくには強烈すぎる。
ぼくはTシャツをたたみ、靴下を丸めてまとめ、
ジーンズをたたみはじめる。
信じられないぐらい敬虔な気持ちがする。
こおろぎに祈りを捧げたい。
こおろぎと話がしたいと思うが、どこにもその姿が見えない。
このこおろぎからはなれたくない。」
(「ローリング・サンダー航海日誌サム・シェパード