地味な日々ですが

最近は家で地味に仕事しているのですが、仕事しながら
ジョン・ケージソナタ高橋悠治プリペイド・ピアノで
演奏してるCDをずっと聴いているのですが、
究極のアンビエントですねこれは。たまに無音のように感じます。
単音のみでこれほど雄弁であるのは凄いことです。
あとは矢野顕子の「スーパーフォークソング」というアルバムを
何度となく聴いてるのですが、ピアノと歌のみのこれも
少ない音数のアンビエンスが魅力的で、
どれも名曲ばかりなので一緒に口遊んでいます。
あとは、初期のスピッツを聴いてたまに一緒に口遊んでいます。
スピッツ、僕大好きなんですよ(笑)。
「鈴虫を飼う」って曲の「のどぼとけゆれて〜」ってところが
凄く好きなんですが、哀しい歌ですねこれは。
しかしこれほど男臭いバンドって実はあんまりないと思うんですけど。
エロとメルヘンの同居のバランスが素晴らしいと思うんですが。


レコーディングですが、さすがに夜にアコギ音を出せないので
エレキで小さく弾いてフレーズだけ確認したりとかして、
あれこれやっているのですが、気が付くと無意味に哀しいコードを
鳴らしてたりして、進まなかったりします。
手紙を何度も書き直して結局出しませんでした、みたいな
曲になっていないフレーズがいくつかあります。
いつか出せるんでしょうか。


「あなたにできることのすべては、突然、聴いてしまうことだ。
風邪をひいたときにあなたができるのが、突然、
くしゃみをすることであるように。」
ジョン・ケージ