フォーカス

fishingwithjohn2005-03-17

レコーディング、地味に進行しています。
地味すぎてまるで進んでいないかのようです(笑)。
ほとんど家で録っているのですが、
録りながら思うのは僕の家の周りってホント鳥がよく鳴いてるなあ、
ってことなんですが。
静かな単音とか録ってると窓の外で鳴いてる鳥の声とか
余裕で一緒に録音されちゃうんですよ。
(今はもうあえて窓を開けて一緒に録音しているんですけども。)
あの曲もこの曲も鳥のボーカル入りって感じになってます(笑)。
最終的にミックスされれば聞こえなくなる程度の音量なんですが、
でもなんとなく消えた後も自分の中で
「あ、この曲のあそこで鳥が鳴いてたなー」とか
思い出されるのはなかなか楽しい感じです。
あと、たまにゴミ収集車の音とか遠くから聞こえるんですが、
ああいうのは鳥と違って入ってると非常によろしくないのですね。
「おさるのかごや」のメロディーを鳴らしながら
走ってくるのですが、ああいうサイレン系のサウンドって
遠方まで響くんです。
録ろうとした矢先に収集車が来ちゃうと
「かごや待ちでーす」「はーい」みたいに
しばし休憩せざるを得ないのですが。
(ちなみにひとりでそういう会話をしています 笑)
あと最近は聞かないですが「たけや〜」とか、
豆腐屋の「ぴぃ〜ぽぉ〜」とか(表記難しいな)
いろんなサウンドが近所を飛び交っていたものですが、
マイクを立てると近所の音っていつも似たような音を
出してるって気が付きますね。
これって家の中でも同じで、ドアをバタンと閉める音とか、
床の軋む音とか、出てるサウンドってパターンとして、
だいたい同じなんですよ。
それぞれの家の癖とかありますし、住んでる人間が同じだと
出す音も同じなわけです。
これってあんまり普段気が付かないんですが。
よく海の近くにずっと住んでると
波の音が聞こえなくなるとか言いますが、
毎日聞いてる日常の環境音て意識しないと
サウンドとして立ち上がってこないものなんですね。
みなさんの家や近所でも個性的なそれぞれのサウンド
充満してるかと思うのですが、いかがですか。
たまには耳を澄ませてみては。


エヴァ15話。
知人の結婚式に出席したミサトとリツ子とカジが
飲みながら大人な会話を展開するのですが、
こういう人間模様が戦闘シーンの合間にきちんと
描写されているのが良いですね。
酔いつぶれたミサトが元カレであるカジに
あなたに父親を求めていただけだった、
シンジに父親から逃げるなと言っておきながら
自分も同じだなどと夜の道端で心情吐露するシーンとか
結構ぐっと来るんですよ。
父への愛憎表裏一体な感情が伺えるわけです。
で、シンジはというと父のゲンドウと母親の墓参りに
同行するのですが、母親ってすでに亡くなってたんですねー。
レイがぞうきんを絞る仕草に母親みたいだ、と
思わず見とれるシンジとか、親子の人間模様も
巧みに描かれていて良いです。
しかしカジなんですが、実はスパイであることが
明らかにされるんですね。
セカンドインパクトを起こした第1の使徒が保管されていることが
カジによってミサトに明らかにされるのですが。
この先どうなるのでしょうか。
しかしカジといい、ミサトといい、
キャラの作りが細かくてしかも魅力的ですね。
丹念なキャラ作りが物語を面白くさせるんですね。