クジラのため息

家でレコーディングしてると、
近所の子供たちが外で遊んでるサウンドとか
マイクごしに微かに聞こえてくるのですが、
(ギターの音と一緒に録音しちゃってますが)
その子供たちの中に一人「ゆーくん」という子がいるらしく、
お母さんとか友達とかが「これっ、ゆーくん!」とか
「ゆーくん、やめろよ!」とかしきりにゆーくんを叱るのですね。
同じゆーくんである私としては自分が叱られてるようでつい、
「すいませーん。」とか思ってしまうのですが(笑)。
しかし一体何を叱られてるねん、ゆーくんは。とか
近所の小さいゆーくんの行動に想いを馳せてしまうのですが、
ひょっとして近所の子供たちは遠回しに僕のことを
叱っているのではあるまいか、なんてふと思ったりして
いけないこと何かしちゃったかなあとか
自分の事を考えているうちに時間は経過して
レコーディングも遅々として進まない、なんて状況で、
レコーディングの進行が地味なのはゆーくんのせいだな。
とか人のせいにしてはギターを爪弾いてるこの頃なのです。
がんばれよゆーくん(笑)。


今日の短歌
釣り上げたクジラの泳ぐ四畳半 きみを電話で呼び出す四月