ライブ無事終了しました。

fwjライブ@PATH、無事終了しました。
ご来場くださった方々、本当にありがとうございます!
ここ最近では一番良いライブが出来たと思います。
手応えバッチリでした!
セットリストは以下の通りです。
1、落下する6月
2、読みかけの夏
3、くちびるに秋桜
4、ラブの10月革命
5、12月のスマイル
6、サイクル曜日
7、夕方ループ
でした。
一応6月〜8月〜9月〜10月〜12月〜そして再び春。
みたいな四季の情景や感情を追って演奏した感じなんですが、
途中の「秋桜」の静かな緊張感から
「ラブ10」へ疾走する辺りなど、曲順も良かったと思います。
(ここらの流れは石本さんが強く推したんですよね)
見に来ていたライターの土佐くんや岡村詩野さんにも
「凄く良かった」と言ってもらって嬉しかったです。
(2人とも厳しいので本当に良くないと良いと言わないのです)
個人的には「秋桜」が印象に残りましたね。
沈黙がうるさくなりましたよね最後の方。
いやーいい演奏出来て嬉しかったです。
メンバーも本番でより力出すタイプみたいで(笑)、
リハよりもずっと良かったですね。
(ヨシカワくんの「落下」の冒頭の一音とか
かっこよかったですねえ。キシくんの「ラブ10」も
決まってましたね。彼は相当練習したようです)
とにかく集中したので疲れましたけども(笑)。


あと、何か最前列に外人のお客さんが来ていて、
誰を見に来たんだろう、とか不思議に思ってたんですけど
僕を見に来ていたことが後でわかってちょっと吃驚しましたね。
エリック・サミエントさんていう、
アメリカ在住のシンガーソングライターの方で。
土佐くんが紹介してくれたそうで、
興味持って見に来てくれたそうなんですよ。
どっちかというと僕のメロって日本人っぽい哀愁メロなので、
外人にウケるのかなとか思いましたけど、
メロよりもアコギのアンサンブルが印象深かったみたいですね。
インストなので言葉介在しないし。
「Beautiful」とか「peaceful」とかいう
感想をいただきました。
彼のアルバムもいただいて、国際交流しましたよ(笑)。
(聴いてみたらアメリカンなSSW風情にペイル・ファウンテンズっぽい
ネオアコ風味を足したようなアコースティックなうたものでした。
なかなか良かったですよ。)
「きみの音楽はアメリカのリスナーにもウケると思うよ。」
的なことも言われたので
「さんきゅーべりーまっち。」と応えときました(笑)。
嬉しかったです。
しかしデビッド・グラブスさんと話したときも思いましたが
英語くらい喋れないとまずいですね。
己の英語力のなさがホント情けなかったです(笑)。


で、この日は他の共演バンドもみんな良かったですね。
pasadenaはバンドセットもかっこいいんですが、
2人セットでのまったりした感じも良いんですよねー。
久々だったし、気持ちよく聴けました。
藤本さんの新曲もいい感じだったし。
アルバムが何とも今から楽しみです。
memoはストイックなまでに展開を見せない
ミニマルなエレクトロニカで、
生ドラムが入ってるから人力テクノといった風情なのに
ほとんどダンスに直結しておらず、時折ダブ的な
エフェクトもかけられるなど、
ユニークなアプローチだなーとか思いました。
機材トラブルがちと大変そうでしたね。


Tsuki No Waはボーカルのフミノスケさんの
圧倒的な歌唱力にまず感動しましたね。
アルバムを聴いた時は最初女性が歌ってるのかと思って、
神々しい印象も持ったのですが、
実際会ってみたら中央線の酔いどれブルースシンガー。
といった佇まいで(笑)、ウイスキーちびちびやりながら
歌う姿にちょっと高田渡さんの影なんかも見ましたが。
(最後の曲で「三条に行かなくちゃ」と、
高田渡氏の歌詞をサンプリングしていて、
あれは追悼なのかなとフィジキさんと話したんですけど)
普段は入らないというドラムを加えての高いバンド演奏力に加え、
(1曲凄いグルービーな曲があって最高でしたね)
サックス、ボーカルに施されたダブ処理や電子音など、
音響的なサウンドアプローチと
うたものとしての歌唱のレベルの高さが見事に共存していて、
感銘受けました。
メンバーの方とお話も出来て嬉しかったです。


えーそんなわけでいろんな出会いもあったし、
良いイベントで良い演奏が出来て良かったな。
などと思った私です。
みなさんお疲れ様でした。
ということで。
これからレコーディングにまた戻ります。
三条に行かなくちゃーということですね。
よくわかんないけど(笑)。