5月のほとりで

5月というのにこの寒さはいかなる事かと
連日遺憾に思っていた私ですが今日は昼間は
そこそこ暖かかったですね。
昨日はというと晴れ間が見えているのに突然雨が降ったりして
ああ、こういうのを確か狐の嫁入りというのではなかったか、
などと思いながら仕事していましたが、
お客さんに聞いた話では雹も降ったそうで、それを聞いて
ひょう。と歓声を上げはしなかったものの、
もし雹が豹だったら恐ろしいことですぞ、
とかベタな空想くらいはしました。
飄々とした佇まいで。
剽軽な感じで。
建物の中に居たので実際雹を体験出来なかったわけですが、
うるさい&痛いですよねあれは。


昨日から舞城王太郎の「阿修羅ガール」を読んでいるのですが、
知人と同姓同名のキャラが出て来ていて、
その人が散々な目に遭っているので、
読んでてもついその知人を思い浮かべてしまって
ああ、可哀想に。
とか思いながら読んでいるのですが、
まだ途中ですがどうもこのキャラ、すでに死んでるっぽいので、
あー現実のあの人も死んではいまいかなどと
思いましたが無事何事もなく健在のようです。
(当たり前!)
あの小説の中で集まろう。
とは誰のフレーズでしたっけ。
しかしこの人の文体、巧みです。


今日の短歌
五月雨を刻むボールのラリー音テニスコートの永久凍土