対モスキート攻防戦

引き続き睡眠の話題ですが、
睡眠を邪魔する音のひとつに「蚊が耳元を飛び交う音」が
挙げられるかと思うのですが、
もう気の早い蚊が先日、早速私の部屋に登場して。
や、1匹だけなんですけどね、
これが延々私の耳元を飛ぶのですよ。
あーそろそろマジで眠りにつく5秒前(広末涼子)かも、
てな感じでうとうとした頃を見計らって
「ぷぅぅぅ〜ん」
と耳元をかすめてきやがるのです。
あれは本当に腹立たしいですね。
嗚呼、どうぞ私を眠らせてください。
蚊さん、勘弁してください。
と切に願うのですがその願いは叶わず、
延々「ぷぅぅぅ〜ん。」なのです。
まあそれでもなんとか布団被ってうとうと眠ったのですが、
その後明け方の4時くらいになった頃にふと目を覚ましたら
なんと足とか手がその蚊に食われまくりで、無性に痒いのですよ。
寝ている間に出ているところ全部刺されてしまったようで。
うわー、とか思って掻きながらも我慢してまた寝ようとしたところ、
「ぷぅぅぅ〜ん」
と奴さん再びやって来て、もうそこからは全然寝られないのですよ。
痒いし、音が気になるしで。
しょうがないから蚊取り線香でも焚くか。
とか思ったのですが、去年の夏にしまったきりどこにあるのか
すぐに見つからないのです。
でもこのままでは永遠に私は眠れない。
とか思ってがさごそ明け方の4時に蚊取り線香を求めて家中を
捜索したわけですよ。
嗚呼、神様、蚊取り線香がすぐに見つかるのだったら
この私の体なんて百ぺん焼いたって構わない。
と、思わず「銀河鉄道の夜」の台詞を引用しつつ捜索したのですが
結局見つからなくて。
その間にも時間は刻々と過ぎてしまいます。
そこで最終的に私がどうしたかというと、
同じ煙が出るのだったら「お香」を焚いても同じなのではないか、
とふと考えたついたわけです。
(たまたま近くにお香が置いてあったので。)
でももし、蚊も人間と同じようにこのお香の心地よい香りによって
癒されてしまい、
「あー、いい気持ち。そして再びいただきまーす。」
と食欲をさらに増進させてしまい、私の体中食われてしまったら
元も子もないですよっ、と思いつつも
それしか方法はない。俺たちに明日はない
と思ってすかさずお香をセッティングし、マッチで火を点け、
煙を部屋に充満させるに至ったのです。
明け方に。
明け方の4時過ぎに。


さて、果たしてその作戦は成功したのか、
というその結末ですが、
銀河鉄道の夜の台詞を引用したりして、
蚊取り線香捜索の最中にかなり体力を消耗していたので、
その疲れでそのまま眠りに入ってしまったので
結局よく覚えてないのでした(笑)。
蚊があの煙で癒されたのか、命を落としたのか、
結局わからずじまいですが、
まあなんとか睡眠はとることに成功したので、
私の勝利。としたいところです。


いやー蚊って本当に恐いですね。
みなさんもお気をつけ下さい。