ネットに蔓延る悪意(匿名)をヘイトする

菊地成孔氏の日記が終了しましたが、
僕は彼の「ネット上で売られた喧嘩は全て買う」みたいな
芸風というか、ファイトスタイルに何となく共感していたので、
ちょっと残念ですね。
ネット上で見られる、匿名による悪意ある誹謗中傷の言葉とか、
荒れた掲示板や2ちゃんねるとかですか、ああいうのを見ると
哀しくなるというか、怒りを覚えるというか、
言葉はそういう風に使うものではないですよと言いたくなるような、
非常に残念な気持ちになるのですが、
匿名で揚げ足取って来る輩やちょっかい出して来る輩など、
顔も名前も出さないくせに何を言ってるのかと、
安全地帯にいて甘ったれるなという感じがしてしまうのですが、
彼が行った「相手の本名公開」とか「相手のメルアド公開」とかも、
大人げないとか、有名人なのにとかと批判するのは簡単ですが、
顔と名前を曝して勝負してる人間を嘗めるな。
という気持ちは表現者なら誰でも持つんじゃないかと思いますし、
僕はネットに蔓延る悪意ある言葉に対して一石を投じるものとして
あれがもっと影響あれば良かったのになとか思うんですよね。
攻撃してくるのなら自分もリスクを背負うべきだという
彼の意見に僕は深く共感するんですよ。
喧嘩の売られ方も買い方もその後も全部公開するという
タブーを打ち破る彼のファイトぷりがどこまで本気で
どこまでエンターテイメントだったのかわかりませんが、
そういうの全部曝して芸として成り立たせてしまう
力量(文章力ですよね)は凄いなと思うし、
そういう点でも僕は感心してしまうんですけどね。
賛否両論ありましょうが、そういう芸人、僕は好きです。
(まあ芸人というかミュージシャンなんですけどね)