雨を読む、音で飲む

昨日は選挙の投票に行って、それから渋谷に行って
リンダリンダリンダ」という映画を見ようと思ったのですが
生憎渋谷に着いたら大雨で、傘を所持していなかった私は仕方なく
駅で雨宿りして雨があがるのを待ったのですが、
そのうち映画の始まる時間になってしまったので結局見るのを諦めて、
「この雨は女の子が突然不機嫌になったかのような、
半分は読めるけど半分は読めない、気まぐれな感じの雨だな。」
なんて思いながら駅で結構な時間を過ごしてしまったのですが、
天気予報を見とけば良かったな。とか後悔しましたよ。
隣で雨宿りしていた女子は「この雨チョーうざくない?」とか
しきりに雨に「うざい」を連発していて、
雨にも「うざい」が適用されるのかー。
とか思いながらぼんやり立ち尽くしていたのですが、
そのうち雨足が弱くなったのでようやく外に出られた私なのですが、
結局雨のせいで「リンダリンダリンダ」は宙に浮いてしまったわけで、
チョーうざい。とか私も心の中でちょっと思ってしまいましたよ。


で、それから下北へ移動して各駅飲み会というのに出席したのですが、
各駅停車というバンドに私は10年在籍していたのですが、
バンドとしては特に今は活動はしてないわけなんですが、
飲み会だけはなぜか律儀に開催されていて、しかも現行メンバーの他、
歴代メンバー、スタッフ、友人も参加して毎回規模がでかく、
昨日もSINGER SONGERの臺さんや
ライターの土佐くんなどおなじみの他、
久々のメンバ−なども交え、大勢で集まって飲んだのでした。
気が付くと同じテーブルにドラムが4人いるじゃん、とか
ベースが3人いるじゃん、とか見てて面白いのですが、
(初代ドラマーと6代目ドラマーが同席してる辺りに
改めてこのバンドの歴史を感じるのですが)
みんなそれぞれ時期は違うけど同じバンドに在籍していたという
不思議な連帯感が存在していて、
なかなか貴重な集まりになっているのです。
みんなで音楽談義や世間話やらで盛り上がって楽しかったです。
(臺さんのリズム談義とか久々に聞けたし)
しかしこういう風に大勢集まるのも
ひとえに私の人望というわけでもなく、
(私はリーダーなのに一番地味なキャラです)
スタッフのN嬢の一声によるもので、N嬢が「集まれ。」と言うと
なぜかみんなスケジュールをやり繰りして集合するのであって、
彼女のおかげでこの団体が存続してると言っても過言ではないわけで、
感謝(?)のようなものも感じてしまう私ですよ。
音を出してないけどこういうのもバンド活動と言っても
良いのではないかしら。
飲んでるだけなのにバンド活動てのも
いかがなもんかって感じですが(笑)。