永遠に14歳、音楽のマジック。

寒いですね。
寒がりなので毎日勝負してる感じです。
勝ったり負けたりしています。
負けの気分は私を孤独にします。
その孤独で水を凍らすことも出来そうな。
勝ちの気分はその氷をなんとか冷水に戻すくらいの
そのくらいの微熱です。
ナイフのような12月を想うともう今から負けモード全開です。
冬には負けっぱなしの私なのです。


ところでハイロウズが活動休止らしいですね。
ヒロトマーシーの2ショットが見られないのは残念ですが、
あの2人はそれこそ清志郎とチャボみたいに、
たまーに一緒に歌ったりする良い関係になるような気がします。
しかしブルーハーツの曲を生でまた聴きたいとさほど思わないのは
ブルーハーツが全員で演奏しないと意味が無いとわかってるからで、
もしヒロトが一人で弾き語りで「リンダリンダ」を歌っても
それはあの「リンダリンダ」ではないとみんながわかってるからで、
そしてブルーハーツが再び集まることはもうないのだと
みんなわかってるからで、
そう思うとブルーハーツのバンドとしての偉大さを実感するのですが、
ハイロウズも同じではないかと思います。
ブルーハーツ世代の私はハイロウズには思い入れは無いのですが、
彼らの持つ永遠なる少年性みたいなものには常に胸がときめくし、
自分の「男の子」の部分が触発されて
聴くといつも泣きそうになってしまうのですが、
「レコードプレーヤーのスイッチを入れるといつでも14才に戻る」
という「14才」という曲こそ
彼らのスタンスそのままじゃないかと思って、
私も初期衝動を思い出す時に彼らの曲を聴いたりするのですが、
そういうレコードを残した功績は素晴らしいのではないかと思います。
今後のメンバーの活躍が楽しみです。


ところであれから毎日のように繰り返し
フィッシュマンズのDVDを見てしまってるのですが、
何かこれも色んな意味で見てると胸がときめいてしまって、
音楽ってすげーなー。と実感してしまってます。
「チャンス」でコルネットの音を冒頭外すとことか、
もうそういうとこが愛おしくて泣けてしまうくらいの(笑)。
マジック呼んでますよ。