即興デッサン、冬のナイフ。

昨日はfwjのリハだったのですが、
本番前の最終確認といった感じで新曲をざっと通しました。
そう、もう明日なのですよライブ。
みんな気合い入っておりました。
ドラムのキシくんは昨日も薄着で、
ひとりで季節破壊を実行しておりました(笑)。
彼を見ていると
「蒼さ。」
とふと呟かずにはいられません。
まあ他のみんなも少なからず蒼さを心に秘めているので
きっと明日はその蒼さが密やかに表出されるかと思います。
密やかじゃだめじゃないかとお思いでしょうが、
みんなの密やかさは結構なものなのです。


昨日は当日ゲストで参加してくださることになった
Tsuki No Waの伊藤さんもリハに合流し、
一緒に「8月のヌードデッサン」という曲を通してみたのですが、
ライブではどういう絡みになるのか
ほぼ白紙で臨んだのですが(考えてけよって話ですが)、
伊藤さんがその場で白紙にさらさらとデッサンを描いてくれたので、
おおそれいいですね。とみんなそれに乗っかる感じで、
かなり良い感じになりました。
石本さんも「こういうのはどう?」とデッサンを加え
みんなもこういうのはどうかと試行しつつ、
結果的にかなり良い感じに仕上がりました。
どう良い感じに仕上がったのかは明日のお楽しみです。
伊藤さんの参加はレアなので明日はぜひお見逃し無く(笑)!


そんな感じでリハも終わって
みんなで楽器を担いで帰ったのですが、
昨日は帰り道が異様に寒くて、
もうこの寒さは真冬並じゃないか、
いつの間にこんな冷えてたんだ、と思いつつ、
身の引き締まる思いで渋谷を後にしたのですが、
深い夜の冷えはそれこそナイフのように鋭いですね。
昨日の夜の匂いはギターの弦の錆びの匂いと似たような
妙にもの哀しい印象で私を刺したので、
ああこの弦を変えないといけないな。
なんて大きな決意の如く思ったりして
家路に着いた私です。
ああ、明日はいよいよ本番なのです。


みなさん、それでは明日会場で。
お会いしましょう。