歌と音の間で出会い直しする

昨日はゴメス山田氏に「ユー、来ちゃいなよ。」みたいな感じで
ジャニーさんばりに軽く誘われたので
ゴメスとゲントウキの共演ライブを見に行ってきたんですが、
ゲントウキの所属レーベルのTeenage Symphonyには各駅停車の時、
コンピ盤参加の折りにお世話になった経緯があり、
いざ会場に行ったらその時のディレクターさんとか、
そのコンピ盤に参加してた他のバンドのメンバーとか、
その時我々をプロデュースしてくださった
カーネーションの鳥羽さんやら、色んな知り合いに会い、
しかも数年振りだったのでいちいち
お久しぶりですお久しぶりですお久しぶりですと、
「人ってこんなにお久しぶりできる生き物なのね!」
と思ってしまったくらいお久しぶりですを発してしまったのですが、
何だか懐かしい感じがしましたよ。
こういうシーンから遠ざかってしまいましたからね音楽性のせいか。
歌ものもインストもポップスもノイズもジャンル関係なく
どっちも愛好する私としてはどっちも愛好するリスナーに
届いてほしい希望を持って、またどっちにも届くように
意志を持って作ってるんですが、
どっちかしか聴かない人もいるわけで。
会場で聴いてて、ここにいる人たちにもfwjとか
気に入ってもらえる人もいるだろうに、
ここにいる人たちの耳にはfwjの名前すら入って来ないんだろうな、
とかそんなことを思いましたよ。
歌が入ってないものは聴かない。なんて人も多数いますからね。
(逆に歌ものを一切聴かないという人も。)
懐かしくもそんなジャンルの違いの棲み分けについて
考察してしまった私なのですが、ライブは楽しめました。
ゴメスの新曲良かったです。
あ、前に山田氏とイトケンさんと一緒に
レコーディングした話を書きましたが、
あれが12月16日にミディから発売になるそうです。
高田渡さんのトリビュート盤の中の1曲です。
(ある方のカバーって渡さんのだったんですよ)
とても良い仕上がりですのでぜひ聴いていただきたいです。


で、終了後はこれまた久しぶりに会ったドラマーK氏と
Kitten女史と一緒にモナレコードでお茶して帰ったのですが、
主に富田ラボっていいよね、とか、
渚十吾さんて面白いよ。などの音楽談義をしたのでした。
楽しかったです。
(そのK氏はキリンジ兄の奥さんのバンドに在籍してたんですよね)
何か懐かしの再会からまた交流が始まる、みたいなパターンが
最近やけに多いなあ、なんて思う私なのですが、
こういうの「出会い直し」とか呼んでみてはいかがでしょうかね。
昨日もK氏と出会い直ししましたよ私(笑)。