鳴らされる瞬間、コーヒーの賛否。

寒い日々が続くと熱いコーヒーを飲みたくなりますが、
私は事ある毎にインスタントコーヒーを飲むという、
コーヒーで生活に読点を打つタイプなのですが、
違いの分かる男なので専ら
ネスカフェゴールドブレンド」を愛飲しています。
コーヒーメーカーで煎れて飲むこともありますが、
インスタントでささっとさりげなく飲むのが好きなのです。
飲む時は当然「ダバダ〜」というネスカフェさんのテーマ曲を
心の内に奏でます。
何となく家でコーヒーを飲む時は吉田拓郎の曲の歌詞の
「家で飲むコーヒーってどうしてまずいんでしょう」
という一節を思い出すのですが、その度に
「や。家で飲むコーヒーもまあまあうまいよ?」
とか反論してみたり、
たまに入れ方が悪いのかその時の気分なのか、
ホントにまずいと思う瞬間もあって、
そういう時は「拓郎の言う通りだ。まずいよ。」
とか同意してみたりするのですが、
いちいち賛否を唱えられても拓郎も困るかもしれません。
そもそもあれは拓郎じゃなくて加川良の作詞ですし(笑)。
しかしコーヒーの違いは分かる私ですが、
玉木宏玉山鉄二の違いはやはり分かりません(笑)。
みなさん、コーヒーはどうですか。


ところでiTMSのフリーダウンロードシングルにfwjの
「鈍行ブックモービル」が選ばれましたが、
その総ダウンロード数が28212件だったそうです。
28212人のiTUNESiPodの中にあの曲が入ってるわけで、
そう考えると凄いなあとか思うのですが、
それだけの数だと一日に一回は誰かしらのiTUNESiPod内で
あの曲がシャッフルされて再生されてる可能性もあるわけで、
そう思うと不思議な感じがします。
あの曲がそうして知らない人の元で再生される瞬間を想像すると
何だか胸が熱くなるのですが、
その瞬間にそれを聴いてる人がたまたま誰かと一緒で、
無言を埋めるかのように二人の空間に鳴り、
相手の人が「これ、誰の曲?」とか言って
しばし聞き入る。みたいな光景を思ったり、
あるいはひとりで本でも読みながら、メールでも打ちながら
コーヒーでも飲みながら「あ、この曲。誰のだっけ?」
とか思いながらぼんやりと聞く。みたいな光景を思ったり、
色々想像してみたりするのですが、
もしこれを読んでる人の中で「28212分の1」の人がいたら、
ぜひシャッフルでこの曲がかかったら2分ちょっとですので
耳を傾けて、聴いていただきたいなと思います。
その瞬間、私は大きなくしゃみか何かして、
「あれ、誰かが聴いてくれてるな。」と思うことでしょう。


しかし自分が家でうまかったりまずかったりするコーヒーを
飲みながら録音した曲が28212人の耳に届いたと思うと、
コーヒーも拓郎も報われるというものです。
まあ拓郎は何もしていませんが(笑)。


あとCRJ-Fukuokaチャートでfwjの
一人二役のスキップ」がさり気なくチャートインしてました。
支持してくださってどうもありがとうございます。