M-1視聴 大笑いする口

先日、漫才のトップを決めるM-1グランプリ
大変興味深く視聴したのですが、
ビデオでこれから視聴予定の方はこの先読むのを
控えると宜しいかと前置きをしつつ感想を述べるのですが、
爆笑しましたよ私は。


まず好みで言うと私が一番好きだったのは
チュートリアルのネタでしたね。
「猫を可愛がりすぎてうにゅー」というのと
「ホームページとかあるの?」のくだりとか秀逸でしたね。
ニューヨークスタイルを持ち出す辺りも冴えてたなと。
彼らは今後もっと良いコンビになりそうな気がします。
あとは麒麟が最終戦冒頭で見せた、
例の低音ボイスでの「麒麟です。」の差し込み方とか、
ボケの川島のネタ構築と話術の上達ぶりに感心しましたね。
1回目のネタのオチとか冴えまくりでしたし。
ツッコミの田村がもっと頑張れば中盤の口喧嘩のくだりも
もっと面白くなったろうになあとか思いましたけど。
(あそこだけ中だるみしてましたね)
あとは笑い飯の最終戦のバースデイネタは傑作でしたね。
去年スベって以来もう笑い飯は下降線ではないかと
ちょっと思っていたのですが、やはり面白かったですねえ。


私が来るんじゃないかと踏んでいたタイムマシーン3号
デブニーランドじゃなくて別なディズニーネタの方が
面白かったんですがそっちはやりませんでしたね。
何となく勝つというよりまず自分たちの顔と名前を売るのを
最優先させてあえてデブネタで押してたという印象でしたが。
今後に期待したいところです。
あと印象に残ったのは品川庄司のファイトぶりで、
もう途中、客席がさほど受けてない空気が漂ってたのに
諦めないでネタを畳み掛けてた姿に変に感動してしまいました。
特に庄司の頑張りに彼らの10年の経過を重ねてしまって。
笑わせないで泣かせてどうするんだって話ですが。
とうとう復活出来なかったハリガネロックなんかも
彼らの心境を思うと泣けてくる感じです。
笑わせないで泣かせてどうするんだって話ですが。


あと印象に残ったのはネタとは関係ない箇所ですが、
司会の今田耕司が千鳥の敗者復活の現場を見てて述べた、
「千鳥の後ろのヒゲ、おもろい」で、
今田の素朴なツッコミに思わず爆笑してしまいましたよ(笑)。
千鳥の独特な世界は今後彼らが年を経る毎に
また味わいを増しそうで楽しみですね。


南海キャンディーズはあれならまだサーモンネタの方が
面白かったような印象なのですが。
これから試練の年になりそうですね。
優勝のブラックマヨネーズはもう単純に面白かったですね。
最近「なるトモ」っていう陣内智則司会の関西の番組を
関東でもやっていて、私は関西芸人を見たいがために
それをたまにチェックしているのですが、
そこでのブラマヨが実に冴えてて、
こういうフリートークでも腕を見せられる芸人は
今後活躍するような気がします。
これから関東でも彼らのネタをたくさん見たいですね。


あとは審査員の渡辺正行のコメントがどれも的確で、
何で最初からこの人を審査員にしなかったのかしら。
とか思いました。
松本人志のコメントがいまいち冴えがなかった印象なのですが
気のせいでしょうか。


あと本編の前日にやってた準決勝のダイジェストも
興味深く視聴したのですが、面白かったですよ。
POISON GIRL BANDのネタがやはり面白くて
彼らはこれからますます独自の世界を打ち立てるような気がします。
あとそろそろザ・プラン9も決勝に来ても良さそうです。
ジョビジョバ亡き後は彼らくらいしかいなさそうです。
(芸風全然違いますけど)
あと東京ダイナマイトのネタも結構面白かったですね。
去年のネタはいまいち面白くなかった印象なんですが。
あとはオリエンタルラジオの「武勇伝」以外のネタも
意外に(?)凝った作りで新鮮でした。
いやーこれは来年も楽しみですね。


というわけでまた長々と書いてしまって
お笑いに興味のない方には大変恐縮なのですが、
私はお笑いに大変興味があるので書いてて楽しいのですね。
そう、私は笑うのが大好きなのですよ。