のび太のものはあなたのものではなくやはりのび太のものですよ

先日、ドラえもんの劇場版について書いたら
何だか無性に見たくなってしまったので
DVDを借りて来て見てしまいました。
のび太の宇宙開拓史」。
結論から言うと観賞後、私は感涙に咽び童心に立ち返り、
自分でも驚くほどに癒されてしまったのですが
ドラえもんてやつは本当に可愛いなと。
実感しましたよ。
改めて声高に表明するほどの事実でもないですけど。
ドラえもんが可愛い」というのは、
「冬は寒い」「海水はしょっぱい」
「ポストは赤い」くらいにみんな承知していることです。
しかし承知していたことを改めて実感すると
ドラえもんて可愛い。」と、
そのままの印象を口にしたくなってしまうものなのです。
寒いとみんな「さみー。」とか思わず口にしてしまいますでしょ。
それと一緒です。
しかし昭和のドラえもんですねやっぱり。
我々が愛してやまないドラえもんは。
今の声優さんの声だと吹き替え版を見ているような感じですもん。


ところでジャイアンは自分のソロリサイタル@近所の空き地を
定期的に催すほどアーティスト活動に積極的ですが、
ライブ前には告知用のポスターやフライヤーを作成し配布し、
自分の部下を使ってプロモーション活動を行うなど、
非常にマメでプロデュース力もあり、
彼なら自分でレーベルを立ち上げ、インディーズでCDを発売し、
ツアーで全国を廻ればそれなりの成果を得られるのではないかと
アーティストとしての彼の手腕に着目してしまうのですが、
漫画版では「ボエ〜」などと表記される彼の歌唱も、
アニメ版ではたてかべ和成氏による、
「おーれーはジャイアーン、ガキ大将〜」という
ソウルフルな自己紹介ソングと共に表現され、
私は「これはこれで渋くて良いのでは?」とか
聞く度にいつも思ってしまうのですが、
何気に味のある渋い声ですよねジャイアンて。
ぜひジャイアンには「メリー・ジェーン」とか
愛のメモリー」などといった名曲などを
ドラマチックに歌い上げていただきたいものです。
私は聞きたいですよ。
ブルースとかジャズとかも映えそうな声ですよね。
バンドを組むならやはりバンド名は
「ヤング・マーブル・ジャイアン」になるのでしょうか。
ヤング・マーブル・ジャイアンツのファンが
間違って買うかもしれません。


ところで「ボエ〜」で思い出したのですが、
私は押尾学なる歌手の歌唱を聞く度に
「実際のジャイアンリサイタルってこういう感じなのだろうな」
などと想いを馳せ、感傷さえ感じてしまうのですが、
実際ジャイアンキャラなんでしょうね彼は。
貴重な人材だと思います。
って結局押尾氏の話で締まってしまいましたが(笑)。