同姓同名同盟決起表明

先日、競馬好きの友人から興奮気味に電話がかかってきて、
「やったよ!五十嵐ゆうすけで取ったよ!」
と言うので何事かと思ったら、
どうやら「五十嵐ゆうすけ」という騎手の乗った馬に賭けて
うまく馬券を当てたらしいのですね。
しかも結構な額を。


ご存知の通り私の名前は「五十嵐祐輔」なのですが、
それと同姓同名の騎手がいるというのは前から知ってて、
(ちなみに向こうは「五十嵐雄佑」という漢字らしいです)
というのも競馬好きの人なんかに会うと
「君と同じ名前の騎手がいるよ。」
と必ず指摘されるからなので、
それもあってか顔も知らないのに何となく
向こうの五十嵐さんに馴染みを感じているのですが、
そういう自分と同じ名前の人が活躍して、
しかも友人がそれで得をしたというのは
なかなか良い話じゃないかと思ってしまいましたよ。
まあ実際私は何もしていないんですけどね。
何か私の与り知らないところで名前が役に立ったようで、
妙な感じですけども。


ところで私は競馬やパチンコ、麻雀など
ギャンブル類をやる習慣が皆無なのですが、
競馬好きの彼から話を聞いていると、
なるほどゲームとして面白いのはわかるし、
ハマれば夢中になるだろうなとは理解出来て
話を聞いていると面白いのですが、
しかし彼がレース場の状況や
馬の血筋や過去の記録、騎手との相性やレースの規模、
その日の馬のコンディションなど多角的に具に研究し、
そこまで深く考えるのか!
とか感心するくらいの科学的根拠を動員しながらも、
実際に馬券を買う時は「自分のラッキーナンバー」とか、
「友達の誕生日」とか「妹のひらめき」など、
偶然性に頼り切った一面も見せ、
結局今回も「五十嵐ゆうすけ」だから買ってみた。
というのも大きくあったわけで、
科学的なのか非科学的なのかよくわからないのですが、
まあそういうのが混在したところに
ロマンを感じるのかもしれません。
しかし馬券を買うのにいくらつぎ込むのかとか、
どうやって選ぶのかなど、その行為にいちいち
その人のセンスと志向が如実に現れるわけで、
面白いものですよね競馬というのも。
まあ私はそこまでの情熱を持てないし、
自分ではやる気がないのですけど。


しかし五十嵐ゆうすけで外れなくて良かったです。
もし外れてたら私の与り知らないところで
勝手に恨まれていたところです(笑)。
同姓同名って不思議な感覚ですね。