私、天気を想いひつまぶしを食して

そんなわけで伊勢から帰って来ました。
気が付けばGWってもう終わってたんですね。
この連休は働き通しでしたが、まあ楽しかったです。


結局、連休中は暑かったり肌寒かったり
快晴だったり大雨だったり、毎日変わった天気でしたが、
こうも毎日天気が違うと体調管理が大変ですよね。
今日も関西方面は夏日ですごく暑かったのですが、
夕方関東地方に帰って来たら雨で少し肌寒くて、
どうなってんのよ!と上着を脱いだり着たりしたのですが
地方によって天気って全然違うんだなと実感しましたよ。


今日は帰る途中、名古屋でひつまぶしなんて食したりして
ちょっとした旅気分を味わってみたのですが、
ひつまぶしで有名な老舗のお店に行ったのはいいとして
何だかその店内の高級な雰囲気に緊張してしまい、
あー、どうやって食べるのが通なのかしら、
最初は普通に食べて薬味は後から入れるって?
あら、これじゃ入れ過ぎなのかしら、
なんて考え考えしながら食べていたのですが、最終的には
「ええーい、もういきなりお茶漬け状態で食っちゃえ!」
みたいな感じで感じたままに食べて、
結果的にはおいしくいただけたので良かったです。
「考えるな、感じるんだ。」
というブルース・リーの教えは偉大だなと思いました。
まあブルース・リーもまさかひつまぶしの食し方で
己の教えを参照されるとは思わなかったでしょうが。


ところで佐々木敦さんのブログを読んでいたら
「天気についてブログでやたら文学的(?)な修辞を並べてる人は
どういう意図なのか」とか書いてあったのを見て、
あれ、私のブログも何だかその範疇に入ってるんじゃないの、
とか思ってしまったのですが、
天気について毎日書くのは天気が心理に大きく影響するからで、
すごく自然で必然な話題に思えるのですけど、
そんなことないんでしょうかね。
みんな天気のことを一日に一度は考えると思うんですけど。
雨が降ればその日の靴や服装もそれを見越して変えなくちゃいけないし、
日々の気分そのものとも言っても良いような気がします。
私は向こうで大雨が降った日は周りの自然が違う表情になるので、
天気によってこうも風景の印象が違うのかと
散歩しながらいちいち発見があって面白かったのですが、
話題がないから天気について書くというより
天気くらいの些細なことが自身の大きな話題であるという
個人レベルの心象を書くのが「ブログ」なのでは?なんて思うのですが
どうなんでしょうか。
私はこの冬の寒さが日々一番気にかかる出来事だったので
やたらと手を変え品を変え寒さについて言及したのですが、
そういうのも表現のひとつとして確信を持って書いていますよ。
みなさんはGWの天気とかどう感じながら過ごしましたか?
(つーかそもそも彼の主宰してるレーベル名が
「天気」だと思うのですけど、そこら辺どうなんでしょう・笑)


そんなわけで(?)今これを書きながら阿部薫
「彗星パルティータ」というアルバムを聴いています。
前に聴いた時と全然印象が違うので驚いています。


「僕は誰よりも速くなりたい
寒さよりも、一人よりも、地球、アンドロメダよりも」
阿部薫