熱風の街、月光のワルツ

昨日はmaoのイベントを見に渋谷まで行って来たのですが、
ゲストのこだま和文さんのステージ、最高でしたよ。
cmdnさんのところにセットリスト載ってますが、
ほぼワンマンかというくらいたくさん演奏してくれました。
凛として研ぎすまされたトランペットの音色と
哀愁のフレーズに心打たれましたよ。
「熱風の街」とか「月光ワルツ」とか良かったですね。
(「熱風」では「ドラム、茂木欣一!ベース、柏原譲!」とか
演奏者の名をコールしたりして。)
こういう音を聴くと思わず背筋も伸びるというものです。
久々に見たpasadena、E.D.O.ECHO SOUND SYSTEMも
前よりも強度を増していた印象で素晴らしく楽しめました。
彼らと私のfwjとは同じレーベルに属してるわけですが、
ジャンルが違うながらもこうやって生の音楽の現場で
アーティスト同士で交流して(そしてリスナーの方も含め)
楽しみを共有出来るというのは
良いことではないかと思ったりしましたよ。
レーベルもイベントもそういう現場として機能するのが健康的だし
理想的じゃないかと思ったりもして。
私も久々にライブをやりたくなりました。
今年まだ2回しか人前で演奏してないですしね。


で、終演後は打ち上げにもお邪魔したんですが
こだまさんくらい大物になると
なかなか気安く話し掛けられないもので、
同じ飲みの席にいながら話し掛けることもなく
「あー、こだまさん飲んでるー」とか
見たままの感想を述べたりしていたに留まったのですが、
ヨシカワくんは果敢にも音源を渡すついでに
挨拶も交わしていましたよ。
まあ後で聞いたら
「緊張して会話らしい会話も出来なかったです。」
とか言っていましたが。
私も「こだまさん、お疲れっす!」とか軽いノリで
お酌のひとつでもして、小粋なトークでも楽しむくらいの
社交性を所有したい所なんですが、
なかなか所有出来ないのですね、その社交性。
その社交性、どこかで売ってたら買いたいくらいですよ。
3675円(税込み)くらいで。


まあそんなわけで(?)関係者のみなさんお疲れ様でした。
ということで。
とりあえず3675円を握りしめ、書を捨てて街に出ようと思います。
再び。
7月の光へ。