私、いろいろないろを

今日昼間、職人仲間のA氏とご飯を一緒に食べたのですが
普段パソコンに全く縁のない彼が突然、
「ゆうちゃんのブログってやつ読んでるよ。
あれ面白いから書籍化してくれよ!」と言うので
おお、どうしたことかと思ったら
妹さんに事ある毎にパソコンを立ち上げてもらって
見ているとのことで、
何だか普段見られていないと思ってる人に
実は見られていたというのはちょっと照れくさいものだな。
とか思ったのですが、
まあ彼ら兄妹が事ある毎に見てるなら丁寧に書こうじゃないの、
と思った次第です。
(まあいつも丁寧に書いてますけどね)
彼曰く、「盗んだバイクで走り出すやつの裏に存在する、
バイクを盗まれた者の痛みに焦点を当てたその視点が凄いな。」
とのことで、意外な文章がウケていた模様です。


ところで先日、「今日は帰りの電車の中で読む本がないな。」
とか思ったので、電車に乗る前に古本屋に立ち寄り、
何となく麻生久美子の「いろいろないろ」という
フォトエッセイみたいな本を購入したのですが、
あろうことか駅のホームで電車を待っている10分くらいの間に
全部読み終わってしまい(笑)、
「新幹線が発車する前にお弁当を食べ終わっちゃった」
みたいな風情のなさに似た焦燥感を味わったのですが、
しょうがないので電車の中で二度目を読み出したのですが
これまた再読する程の濃い文章でもないので、
しょうがなく写真の方をぼんやり眺めていたのですが、
よくよく考えてみたらこの手の本は熟読するというよりは
折りに触れ手に取り、眺めて楽しむものなのであって、
そう思い直した私は写真を見ながら、
「ああ、この子はもうちょっとふっくらしてても
健康的で可愛いのではないかしら」
などと中学女子みたいなことを思いながら帰ったのでした。
まあ電車の中で見てると若干恥ずかしい感じですけどね。
色が綺麗で良い写真でしたよ。
(ちなみに彼女の文章も素直な感じで良かったですよ。
念のため・笑)


ところで結局時間がないので「あしたのジョー2」は
毎日は見られていません。
でも取りあえずは第1回目のゴロマキ権藤の渋さに
惚れ直しました。
かっこいいなあ彼は。