夜に塗れて

そんなわけで私はまだ伊勢にいます。
日々どうかと思うほど忙しく休みがないので、
つい疲労の溜息のひとつももらし、
夜には星空を見上げながらしばし途方に暮れ、
嗚呼、わずかの休息を得られるのなら
私のこの体なんか百ぺん焼いたって構わない!
銀河鉄道の夜の台詞を引用してみたりしてるのですが、
まあよくよく考えてみたら休みを得るためだけに
いちいち体を焼かれても困るわけで
やっぱ今の嘘、うそ!とか前言撤回しながら
疲れの余りハイテンションで小躍りしたりしつつ
9月の後半に酩酊しています。
背骨を輝かせる月の明かりを待っています。
自らを鼓舞する旋律を耳に注ぎながら
心を前進させています。
緊張の糸が途切れないようにと言うか
ずっと綺麗に張りっぱなしですが
まあ何とかなんじゃねーのと言い聞かせています。
そんな感じです。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。