それこそがリアルフェイスなのか

いきなり芸能ネタで恐縮ですが、
KAT-TUN赤西仁くん休業というニュースはちょっと驚きましたね。
あのグループって赤西くんと亀梨くんがツートップというか、
ほぼメインボーカル扱いだと思うのですが、
そのうちのひとりがいなくなるわけですからね。
「リアルフェイス」の冒頭の二人の絡みとか、
今後どう編成を変えて行くんでしょうか。
あの曲の途中の「舌打ちをした」という歌詞の後の舌打ちを
毎回赤西くんか亀梨くんかどっちかがやってる印象なんですが、
今後は亀梨くんだけがやるんですかね。
田中くんがやると何だかチンピラ度高い舌打ちになりそうだし(笑)、
他の子は何だか舌打ちが様にならないような気もするんですが。
あの舌打ちはKAT-TUNメンバーの生意気かつ悪ガキっぽい雰囲気が
色気と共に体現された秀逸なアクションで、
あそこに舌打ちという言葉を配置したスガシカオ氏のセンスは
素晴らしいと思うのですが、
舌打ちを決める赤西くんのポーズは一番生意気盛りだった頃の
近藤真彦を彷彿とさせて(これ、以前も書きましたが)
すごいアイドル性だなと感心したものです。
ライブを見たことがないので実は赤西くんがいない編成でも
魅せられる要素をたくさん持っているのかもしれないですが、
(ラップという武器があるのは強いですよね)
何だかちょっと残念な感じです。
まあ脱退じゃないからそのうち戻ってくるんでしょうけどね。
今が旬なのにな、という気もします。
そもそも彼がいないとKTTUNになっちゃいますしね。


ところで今回の休業のニュースを聞いて思い出したのは
スマップを脱退した森くんのことなんですが、
人気絶頂のアイドルの座を捨てて自分の夢を追うという
生き方もあるのだな、
と当時何だかショックを受けた覚えがあるのですが、
人生って当人が決めることだもんな最終的には。
と思ったりしましたよ。
自分のやりたいことを優先させることと
仕事の責任を果たすこととの折り合いとか
当人にしかわからない葛藤があるわけで、
それを話し合って出た結論が「休業」なわけで、
それならまあしょうがないんじゃないでしょうかね。
しかしKAT-TUNで食べている何百人という人の生活とか
年商何十億とかいうプロジェクトの社会的責任とか、
そういうのを二十歳そこそこで背負っている人生てのも
なかなか辛いものじゃないかと思いますよ。
「恋愛したい」とか「語学留学したい」とか
普通の子が持つのと同じ感情を持つにも関わらず。
まあそれを背負う覚悟と器があるものだけが
トップアイドルになれるわけですが。


しかし私も何でこんなアイドルの話に熱くなっているのか
という話ですが(笑)。
「人生っていろいろだよな。」
と飲み屋の親父が言いそうな一般論で結論してしまう私ですよ。