私、M-1を視聴して

M-1グランプリ、予想通りチュートリアルの独走でしたね。
冷蔵庫のネタ、前も見たことあるんですが 
さらに磨きがかかってたし、チリンチリンのネタはもう
抱腹絶倒で、見事だなあと思いましたよ。
いよいよ全国区で売れるんじゃないでしょうかね。
フットボールアワーのネタも何度か見たことあるやつでしたが、
新ネタも加わってさらに精度が上がってて、
さすがだなあと思いました。
終戦のネタはちょっとあわあわしてましたけどね。
麒麟はツッコミの田村くんがもうちょっと頑張らないと
上に行けないと思うんですけど、
あの彼の駄目さ加減が麒麟を良いコンビたらしめている気がして、
私は改めて麒麟というコンビを好きになりましたよ。
私の好きなPOISON GIRL BANDは最下位でしたが(笑)、
改めてこの人たち天才じゃないかと思いました。
つかみがいまひとつだったのと、
後半の盛り上がりまでが遅かったのが敗因でしょうが、
ネタ自体めちゃくちゃ面白かったと思います。
彼らは賞レース向きじゃないですからねそもそも。
ザ・プラン9は5人を縦に使ってのネタが
評価されての出場だと思うんですけど、
他にもっと面白いネタがあったように思うんですけどね。
彼らみたいなお笑い集団を見ると
即座にジョビジョバを思い出すんですが、
実際プラン9とか超新塾とかのネタを見ても
「それ、7年前にジョビジョバがやってたネタじゃん」
みたいなのが見受けられて、
いまだジョビジョバを越える集団は現れていないように思うんですが、
ザ・プラン9が彼らを越えることは出来るんでしょうか。
今後に期待ですね。
トータルテンボスは普通に面白かったですが
今いちまだ突出するものが出来上がってないような印象でしたね。
これからまだまだ化ける可能性はあるんじゃないかと思います。
マチュア変ホ長調は去年の準決勝のネタをちょこっと見て
面白いじゃん、これ、と思ってたんですが、
今回のもかなり面白かったですね。
ただこれがプロとしてこういう芸風でずっとやっていくとなると
面白味がなくなるんでしょうね。
笑い飯は正直2003年の決勝の時のネタを越えるものを
その後作れてないような印象なんですけどね。
まだこれからピークは来るんでしょうか。
ライセンスは「もしもこんなドラえもんがいたら」という
ある意味手垢の付いたネタを面白くまとめたと思うんですけど、
演技力とか間の取り方とかでもっと面白く出来たように思います。
ボケの人の声が松田優作の声に似てて、
見た目もちょっと松田龍平に似てると思うんですけど、
もっと人気出ても良いんじゃないですかね。
他にもロザンとかビッキーズとか10年目コンビがいたと思うんですが
そういう人たちも出してあげれば良かったのにとか思ったりします。
今回は吉本ばかりでしたが、来年辺り他の事務所のコンビにも
頑張って欲しいところです。
来年も楽しみですね。
何か長々書いてしまいましたが、
お笑いをよく知らない人には面白くない文章で恐縮なんですけどね。


ところで今日発売の漫画雑誌「IKKI」2月号の
付録DVDに収録されている、
松本大洋特製『鉄コン筋クリート』パラパラアニメ」に
fwjの「疾風スカート」がBGMとして使われています。
松本先生のファンなので共演出来て大変光栄だしとても嬉しいです。
でもそれ以上にIKKI編集部のYさんと一緒に仕事が出来て
「物として残せた」ということが個人的にとても嬉しい出来事でした。
ぜひ保存用にもう1冊購入して宝物にしたいと思います(笑)。
ぜひみなさんもご覧下さい。
必見ですよこれは。