コタツ宇宙を遊泳

今日は「コタツ宇宙」というユニットのライブを見に
下北沢まで行って来たのですが、
ちょっと遅れて行ったらもうすでに宇宙が展開されており、
ビールを飲みながらおお、心地良いなあとか思ってたら
あっという間に終焉を迎えて、短かったなあ。と思ったのですが、
なかなか面白い音楽的な試みがされていて楽しめました。
コタツ宇宙」ってこのブログではお馴染みの神森徹也くんと、
cafelonという自身のバンドや堂島孝平カーネーション
TICAやケミストリーなど様々なサポートで活躍中の鍵盤奏者、
渡辺シュンスケ氏の2人の新ユニットなんですけどね。
鍵盤、サンプラーリズムマシンやギター、小物などで音を出し、
ループさせたりエフェクトかけたり、
枠だけ決めてあとは即興だったそうなんですが、
実験的な部分と比較的ポップな部分とバランス良く配置されていて、
普段はポップシーンで活動する彼らの持ち味も活かされたインストで、
心地良くて大変良いんじゃないかと思いました。
もっとがちがちに即興タイムに持ち込むことも出来たんでしょうけどね。
(リズムもメロもない曲もあって、実際それも良かったですけどね)
メロの明確なピアノのソロとか、口ずさめる(?)歌ものも交えて、
見ている人が飽きない配慮が成されていて、
その親切な感じが良いバランスに落ち着いていて良かったと思います。
実際会場は満員だったんですがお客さんは私以外ほぼ全員が女子で、
後ろで見ていて「女子校か!」とツッコみたくなったのですが(笑)、
普段ポップな歌ものを聞いている女子が
ああいう歌のない音楽を楽しむ許容が存在するのか興味あるところです。
どうだったんですかね。
どっちかというと音楽好きな男子にウケそうな音ですけどね。
神森くんもエフェクターいくつ並べてんだ、みたいな変なセットで。
彼の持ちネタを全部出しに行ってる感じが面白かったです。
渡辺氏の鍵盤も良かったですね。話してみたら私と同い年だそうで。
彼の口からSachiko Mなるキーワードが出たので
非常に素晴らしいんじゃないかと思いました。
そんなコタツ宇宙ですが、fwjと4月にライブで共演する予定です。
ぜひお見逃しなくということで。
2人をお目当ての女子ファンも音楽好きな男子もぜひ集合願いたいです。